

新参の仮想通貨取引所として注目される「BaseFEX」について、詳しい情報を探していませんか?
そこで、BaseFEXに関する基本情報から特徴、利用する上でのメリット・デメリット、手数料(他社比較あり)について詳しく解説します。
当記事を読めば、BaseFEXに詳しくなれるのはもちろん、今後の仮想通貨取引をする上で利用すべきかどうかを検討できるはずです!
ぜひ、最後までチェックしてみてくださいね。
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BaseFEXの基本情報・主な特徴とは?
はじめに、BaseFEXに関する基本情報について下記の表にまとめました。
取引所名称 | BaseFEX |
設立国 | セーシェル共和国 |
設立年 | 2018年10月 |
取引できる種類 | 先物取引、無期限契約 |
注文タイプ | 指値・成行・トリガー注文 |
取扱通貨 | BTC/USD、BTC/USDT(2021年1月) |
取引手数料 | 0.005%-0.06% |
入出金対応通貨 | BTC/USDT |
入出金手数料 | なし |
レバレッジ取引 | 最大100倍 |
アプリ対応 | あり |
日本語サポート | 日本語に対応あり |
公式サイトURL | https://www.basefex.com/ |
上記の表からも分かるように、BaseFEXは2018年10月に設立されたばかりの新興取引所で、「先物取引」「無期限契約」の2種類の取引方法を提供しています。
そして、拠点としている国はアフリカ東部のケニアやソマリアに面するインド洋の島(セーシェル共和国)に位置しています。
一見、小さな諸島に拠点を置いていることから怪しそうな取引所に見受けられるかもしれません。
しかし、セーシェル共和国は金融関連の規制が緩和されているため、BaseFEXだけでなく他の仮想通貨取引所(有名どころではBitMex)も拠点を置いています。
その上、
- 仮想通貨を中心に投資を行う中国のベンチャーキャピタル「InBlockchain」による出資
- 大手仮想通貨取引所「Huobi」に出資をしたZhenFundによる出資
- グローバル展開している「BigONE」による支援
というように、関連企業やベンチャーキャピタルからの資本支援も受けている特徴がありますよ。
BaseFEXにおける3つのメリット
続いて、BaseFEXを使用る上で参考にしたい3つのメリットについて詳しくご紹介します。
具体的に魅力的なポイントとしては、
- 先物(無期限取引契約)取引に特化している取引所
- 最大レバレッジ100倍で使用用途に柔軟性のある取引所
- 海外取引所であっても日本語対応している
の3つとなり、先物取引に特化して運営されている取引所であると分かります。
下記にて、詳細をチェックしてみましょう。
先物(無期限取引契約)取引に特化している取引所
BaseFEXの強みである特徴として、「先物取引」「無期限取引契約」方式を用いていることにあります。
先物取引に関しては、為替や株価指数、商品などの金融商品に適応されていた取引形式で、設定された将来期日(満期日)に決済される契約です。
投資家・トレーダーは、将来における価格の上げ下げを予測した上で、ポジションを保有・決済できるのです。
特に、将来の予め定められた期日までに価格が上昇すると見込めれば「買い」注文を。
反対に、将来の予め定められた期日までに価格が下落すると見込めれば「売り」注文を仕掛けておけます。
また、「無期限取引契約」ではBaseFEXの独自ルールに基づいた取引が行えます。
この取引の強みは、先物取引とは違い満期日・決済日が設けられていない点。
先物取引では満期日になってしまうと強制決済されてしまいますが、無期限取引契約では長期的にポジションが保有できるのです。
ただし、世界のスポット価格を基準とした取引を重視するためにも、資金調達が8時間度に行われます。
それゆえ、資金調達率がプラスの場合は買い手側が0.01%分(保有ポジションに対する)の金利を支払い、マイナスの場合は売り手側が0.01%分を支払う仕組みになっていることを把握しておきましょう。
最大レバレッジ100倍で使用用途に柔軟性のある取引所
最大レバレッジも1-100倍まで対応していることから、幅広い投資ニーズに対応していると言えます。
- 少額・短期的なハイレバレッジトレード
- リスクヘッジ目的のポジション保有
- 中・長期的な視点での低レバレッジ取引
というように、各投資家・トレーダーの目線に応じた取引が行える魅力があります。
ちなみに、BaseFEXでは
- 指値(指定した価格での売買方式)
- 成行(即時で注文を発注できる売買方式)
- トリガー注文(マーク価格・インデックス価格の条件設定から注文方法も選択できる売買方式)
の3種類に対応しているので、柔軟性の高い注文が行えますよ。
海外取引所であっても日本語対応している
BaseFEXは海外の仮想通貨取引所ではありますが、日本語に対応している数少ない取引所の一つです。
既存の海外取引所ではハイレバレッジ対応でありながらも、日本語対応はしていない取引所もあります。
ですから、日本語表示をするにはグーグル翻訳などで翻訳しながら取引所を利用するしかありませんでした。
けれども、日本語に完全対応しているBaseFEXであれば利用しやすいですよね。

BaseFEXにおける3つのデメリット
BaseFEXのメリットについてご紹介しましたが、デメリットに感じる部分についても確認してみましょう。
- 法定通貨による入金はできない
- 新興取引所のため倒産するリスクもある
- メイカー・テイカー共に手数料は徴収される
と、上記の3点について詳しく解説します。
法定通貨による入金はできない
BaseFEXでは、日本円やドルなどの法定通貨では入金ができず、対応している通貨はビットコイン(BTC)及び、ステーブルコイン であるテザー(USDT)のみとなります。
したがって、BaseFEXに資金を入金する場合は国内取引所にて該当する通貨を購入して送金する作業が必要です。
入金から取引するまでの工程があるので、面倒臭く感じてしまうのも無理はないですね。
新興取引所のため倒産するリスクもある
BaseFEXは、2018年に創設されたばかりの新興取引所であるために資本力や収益の面で大手取引所に勝っている訳ではありません。
仮想通貨取引の需要拡大のために、勢力を伸ばしている取引所ではありますがユーザーが確保できない場合の倒産リスクは低くはないです。
万が一、倒産などが起きた場合は取引停止やウォレットに保管している資産の凍結も可能性として視野に入れおきたいところ。
このようなトラブルが起きても冷静な対処、許容できるリスクに止められるようにしておきましょう。
具体的には、資産の一部のみを預けたり、利益が出た際は定期的に出金をしておくのがおすすめですよ。
メイカー・テイカー共に手数料は徴収される
BaseFEXでは、一定の価格で注文板に発注する指値注文で約定した場合、「メイカー手数料」が発生します。
他方、現在進行形で並べられている注文板に成行注文にて約定した場合、「テイカー手数料」が発生します。
実は、このようなメイカー・テイカー手数料の仕組みを設定している仮想通貨取引所は幾つかあります。
下記の表は、レバレッジ取引をメインに取り扱っている仮想通貨業者の手数料比較です。
取引所 | メイカー手数料 | テイカー手数料 |
Bybit | -0.025% | 0.075% |
BitMEX | -0.025% | 0.075% |
BaseFEX | 0.005- 0.02% | 0.03-0.06% |
上記をご覧になると分かるように、「Bybit」「BitMEX」のメイカー手数料ではマイナス表記となっており、指値注文をすると手数料が受け取れることが分かりますね。
しかし、BaseFEXに関してはメイカー・テイカー手数料ともに徴収されてしまうデメリットがあります。
指値注文で約定しても手数料が取られるのは、コスト面で痛手ですよね?
ただ、テイカー手数料に関しては「Bybit」「BitMEX」よりも低い両立なので、成行注文による取引がメインの方には向いてますよ。
BaseFEXの口座開設方法から取引までの流れを一通りチェックしておこう
BaseFEXの基本情報、メリット・デメリットをご紹介した上でここでは口座開設から取引までの流れを簡潔にご紹介します。
ステップとしては、下記の通りとなります。
- サイトにアクセスし、「Register」をクリック
- メールアドレス、パスワード、ニックネームを入力して「Register」クリック
- 登録したメールアドレスから認証/二段回設定を行う
- 入金して取引開始!
という流れとなります。
以下、画像とセットで詳しく解説しますね。

BaseFEXにアクセスしたら、ホームページ右上部の「Register」をクリックしてください。

登録ページに「メールアドレス」「パスワード」「ニックネーム」を入力しましょう。
入力を確認後、「REGISTER」をクリックしてメールアドレスによる認証を受けます。

登録したメールアドレスに認証コードが届くので、遷移したログイン画面に打ち込みましょう。
この際、二段階認証も推奨されるので設定しておきましょう。

登録後は、アカウントに紐付けられた各通貨のアドレスに送金し、取引ページにて取引が開始できますよ!
BaseFEXに関する評判とは?良いクチコミ・悪いクチコミを紹介
ここで、BaseFEXに関する良いクチコミ・悪いクチコミの両方についてご紹介します。
#BaseFEX を使ってるけど、BTC建が素直にいい感じ。#BTCJPY 建だと目が近くなる。
— クリくま@仮想通貨/botterもどき/養分/ (@crptkm) November 11, 2019
今だけかもだけどチャートにお絵かきせずに、ちっさいチャートだけで判断したりしてるw多分ドミナンスが関係してるけど動きが読める気がするww pic.twitter.com/BFDGIyRQnV
どうやらBaseFEXが提供数アプリ画面での投稿ですね。
web版・アプリともに取引画面が見やすく、資産推移なども手軽にチェックできますよ。
BasefexでBitflyerみたいな損益画面が出せるようになってる
— ❀み〜ちゃん✿ (@cc416_) September 5, 2019
国内取引所「Bitflyer」は多くの日本人ユーザーを獲得しており、見やすいインターフェースは人気があります。
それと同様で、BaseFEXの見やすさ重視の損益画面も一定の評価を得ていますね。
basefex からビットフライヤーに入金が
— 怠惰投資家 (@Z12nDJnExBdayze) July 8, 2019
14時間もまだ入金されない…
対象通貨のトランザクションに時間が掛かり、着金がされていないという報告。
一般的な目安として、送金から着金までは1-3時間程度なので時間を要するのは心配ですよね。
. @BaseFEX #basefex
— zyzz (@CryptoZyzz) July 5, 2019
exitscamming hard, dont send them money. full damage control mode. stole 10 btc from my friend ~ claimed he ddosed them
そして、こちらのツイートでは「彼らにお金を送ってはいけない」という意味深なツイートがされています。
どうやら、友人が預けていた10BTCがBaseFEXによるDoS攻撃(サーバーやネットワークの脆弱性をついた攻撃)によって盗難されたとの主張。
その後においては、友人のアカウントがBaseFEXによって削除されたと述べてます。
真偽は明らかになっていませんが、大切な資産が失われるリスクがあるのは懸念点でしょう。
無料でビットコイン取引を始めるなら「Bitterz」もアリ
仮想通貨を専門にした取引所「BaseFEX」について紹介してきました。
ただ、もし自己資金での仮想通貨投資にリスクを感じているのであれば、5,000円分のビットコインが付与される「Bitterz」という取引所もおすすめです。
Bitterzは、2020年9月にローンチされたばかりの取引所であるため積極的にキャンペーン(主に口座開設ボーナス)を実施しています。
- 追証なしのレバレッジ取引可能
- 日本人によって作られた取引所のため日本語サポートも充実
- マイニング手数料・出金手数料が無料
という強みがあるため、少額の資金からでも始められます。
また、BaseFEXと比較しても銘柄数が豊富(ETHやXRPの取引可能)なのでビットコイン以外の取引にも活用できるのが魅力の一つですよ。

まとめ
今回は、先物取引・無期限契約取引とレバレッジ型のビットコイン取引を提供している「BaseFEX」について詳しくご紹介しました。
BTC/USD・BTC/USDTと流動性の高い通貨ペアの取引が行えるので、ビットコインへの投資目的や現物投資のヘッジ手段として活用したい取引所です。
また、海外取引所でありながらも日本語対応はもちろん、扱いやすいインターフェースとアプリが準備されています。
感覚的に操作ができるので、レバレッジ取引に関心があるならぜひ、参考にしてください。
ちなみに仮想通貨の売買は基本的に流通額の大きく競合の多い海外取引所の方が必然的に安く済みます。
そのため当サイトでは海外取引所に絞ってお得な取引所を紹介しています。
少しでも興味がある人は良かったら【損しない】仮想通貨のおすすめ海外取引所【最新】を読んでみてください。