

なんて人へ向けて記事を書きました。
ビットコインのトレードに少し慣れてくると、勝率を高めるために新しいテクニカル分析を使いたくなるものです。
RSIはビットコインの価格が相対的に買われすぎているのか、売られすぎているのかを判断することができます。。
1本のRSI線を使って分析を行うので、初心者でも簡単に使い方をマスターすることも可能。
移動平均線の使い方を覚えたけど、他のテクニカル分析を使って勝率を高めたいという人におすすめの分析なのです。
そこで今回は、ビットコインのRSIを使ったトレードについて、初心者にもわかりやすく図解説を行っていきます。
※この記事では使いやすさと機能性の高さを踏まえてbybitのアプリで解説することにしました。
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RSIとは
RSIとはRelative Strength Indexの略で、日本語に訳すと相対力指数となります。
相対力指数だけではわかりにくいので、簡単に説明するとビットコインが買われすぎているのか、売られすぎているのか、を判断するための指標です。
RSIは一定期間における値上がり幅の平均と値下がり幅の平均から計算されます。
RSI=A/(A+B)×100
A:直近〇期間の終値で前回の足から上昇した値上がり幅の平均
B:直近〇期間の終値で前回の足から下降した値下がり幅の平均
〇にはRSIで設定する期間が入ります。
(〇が14の場合、過去14本の足で計算されますが、RSIの中には過去13本と当時の値幅で計算されるものもあります。)
上記計算式に関しては、完全に理解をしなくても参考程度の認識で問題ありません。
RSIは0~100の数値で表示され、100に近づくほど買われすぎていると判断することができ、0に近づくほど売られすぎていると判断することができます。
完全に0や100を記録することは少ないため、70~80に到達すると買われすぎ、20~30に到達すると売られすぎ、という設定で使われます。
RSIをチャートで確認
RSIの基本説明だけでは、初心者だとイメージしにくいかもしれません。
そこで、実際にbybitアプリのBTCUSDTチャートでRSIを確認してみましょう。
下記がBTCUSDTの4時間足チャートとなります。
チャート下と黄色枠で囲まれている部分がRSIであり、白枠で囲まれている数字がRSIの設定期間です。
RSI-14が期間であり、73.61がRSIの数値となります。

1本の線で表示をされるので、買われすぎや売られすぎが判断しやすく、初心者でも簡単に分析を行うことができます。
RSIの期間に関しては、自由に設定をすることができますが、基本的に14が使われることが多いです。
ここがポイント!過去チャートにおけるRSIのエントリーポイント
では、RSIの基本を紹介したところで過去のBTCUSDTチャートから、RSIを使ったエントリーポイントを紹介します。
まず、RSIは基本的に買われすぎとサインが出た場合には、下降がはじまったことを確認して売りでエントリーを行います。
逆に売られすぎのサインが出た場合には、上昇が始まったことを確認してから買いでエントリーを行います。
すべてBTCUSDTの4時間足、RSIは14の設定で解説を行っていきます。
下記画面はRSIで売られすぎのサインが確認できた場面となります。
黄色〇のローソク足において、RSIが28.57まで下落をしたため売られすぎと判断することができます。(RSIは20~30で売られすぎと判断することができる)

こちらの売られすぎのサインがRSIで出たことにより、次の足から反転して上昇が確認できればBTCUSDTで買いのエントリーを行うことができるのです。
次は買われすぎのサインにより、売りでエントリーを行う場合です。
黄色〇の部分において、RSIが71.02まで上昇をしたため買われすぎと判断することができます。(RSIは70~80で買われすぎと判断することができる)

買われすぎのサインが確認できた足からBTCUSDTが下落をしはじめたため、売りのエントリーポイントとして認識して売ることができるのです。
このようにRSIは買われすぎ、売られすぎによってエントリーポイントを判断することができるのです。
もちろん、利確ポイントに関してもRSIの売られすぎのサインでビットコインを買った場合なら、買われすぎのサインが確認できたポイントで利確を行うことができるのです。
RSIのダイバージェンス
RSIのエントリーポイント、使い方としてダイバージェンスを利用する手があります。
ダイバージェンスとはローソク足とRSIの逆行現象であり、ローソク足が上昇を続けているのにRSIは下落をはじめる現象です。
このダイバージェスが確認できると、逆行方向に大きく変動が起きやすく、トレンド転換のサインとして活用することができます。
下記画面はBTCUSDTの1時間足チャートとなります。
ローソク足では上昇を続けていますが、RSIでは高値を更新せず、若干ではありますが前回の高値よりも低い値の上昇しか確認できません。
これがローソク足は上昇を続けているのに、RSIは高値を更新できずに下降をはじめたダイバージェンスとなるのです。
ダイバージェンスが確認できると、逆行方向に大きく変動する可能性が高く、黄色〇部分でも大きな下落を確認できます。

そのため、ダイバージェンスが確認できたら、ビットコインは大きく変動すると予測を立てることができエントリーポイントとして活用することができます。
大きな利益獲得ポイントとなるので、RSIの買われすぎ売られすぎの判断になれてきたら、ダイバージェンスも確認すると一つの戦略として加えていきましょう。
RSIのメリットとデメリットは?
ビットコインのトレードで、RSIを使ってテクニカル分析を行うのであれば、RSIのメリットやデメリットを理解しておかなければなりません。
RSIも万能なテクニカル分析では無いため、得意な場面で使えば効果を発揮しますし、得意ではない場面で使ってしまうと極端な話で約に立たないテクニカル分析となってしまうのです。
そのため、RSIをどのような場面で使えばいいのかを理解するためにも、RSIのメリットとデメリットを解説します。
RSIのメリット
RSIのメリットは、レンジ相場(ボックス相場)に有効なテクニカル分析ということです。
レンジ相場とは、一定の価格帯を行ったり来たりと往復をする相場です。
レンジ相場では、例えばビットコインの価格100万円と110万円の間を行ったり来たりと往復をします。
ビットコインの価格が100万円まで下がると、100万円近くで反発して上昇に転じ、110万円まで上昇すると、110万円近くで反発して下降に転じるのです。
そこでレンジ相場でRSIを使うことで、レンジの上限でRSIの買われすぎサインが出現し、レンジの下限でRSIの売られすぎサインが出現するので、トレーダーはRSIのサインに従うことによって高い勝率のトレードを行うことができます。
通常レンジ相場は気づくまで予測が難しく、多くのトレーダーが負けてしまう相場でもありますが、RSIを使うことによって得意な相場としてみることができるのです。
それと、RSIは初心者でも使いやすいテクニカル分析というメリットがあります。
初心者でも買われすぎ、売られすぎのサインで売買を行うことができるので、RSIを勉強し過去チャートで検証を行う事で、すぐに即戦力として活用することができるのです。
RSIのデメリット
RSIのデメリットは、トレンド相場でのトレードでは少し弱いということです。
例えば、ビットコインのチャートで上昇トレンドが形成されている際に、RSIは買われすぎのサインが出現します。
そのサインに従い、売りでエントリーをしてしまうと、上昇トレンド中の売りとなってしまい逆張りとなるのです。
トレンド転換ポイントであれば有効となりますが、上昇トレンド中の逆張りだと勝率はかなり低くなってしまいます。
上昇トレンド中でもRSIは一時的に下がるかもしれませんが価格の上昇を続けるため、何度もRSIでは売られすぎのサインが出現するのです。
つまり、上昇の勢いが強いのにRSIのサイン通りに買われすぎと判断してしまうと、結果的に逆張りとなり負けてしまう要因となるのです。
そのため、トレンドが発生中にRSIを使うのであれば、トレンド方向に従ったエントリーを意識しなければなりません。
上昇トレンドなら売られすぎのサイン、下降トレンドなら買われすぎのサイン、それぞれが出現した時にはチャンスとなります。
ただ、どちらにしてもトレンド転換点で出現する可能性もあるので、RSIだけではなく他のテクニカル分析と組み合わせながら使うのが良いでしょう。
RSIを自分で引いてみよう!
ここからは、実際にbybitアプリを使ってRSIを表示させる方法を解説していきます。
まずはbybitアプリを立ち上げましょう。
bybitアプリトップ画面から「チャート」を選択します。

チャートを選択するとビットコインのチャートが表示されます。
ここでまず、自分のトレードスタイルに合わせて時間足を設定しましょう。
黄色枠部分を選択するとbybitアプリで使える時間足一覧が表示されます。

デイトレードを行うのであれば15分足や1時間足、スイングトレードを行うのであれば4時間足や日足を使いましょう。
今回は1時間足で設定をします。

時間足の設定ができたら、RSIをチャートに表示させる設定を行っていきます。
まずは黄色枠で囲まれている「指標」を選択してください。

bybitアプリで使える指標一覧が表示されます。
RSIはローソク足チャートとは別枠で表示されるため、サブページにある「RSI」を選択しましょう。
ただRSIだけを選択しては、RSIの期間がデフォルトのままです。
そこでRSI選択後に「指標設定」をタップしてください。

指標の設定を行うRSIを選択しましょう。

RSIの指標設定画面に移ると、下記の通り6本のRSIを表示させることができます。
基本的にRSIは一本のみを使うことが多いため、RSI1の左にあるチェックマークにチェックを入れて、右側黄色枠の数字で使いたい期間を設定しましょう。
基本的には多くのトレーダーが使っている「14」と入力すれば問題ありません。

RSIを設定後、保存を選択すると下記チャート画面に戻ります。
きちんと設定ができていると、ローソク足のチャート下にRSIのチャートが表示されるようになります。
ただ、縦画面では確認ができるビットコインの期間が短いため、テクニカル分析を行うには少し不利となってしまいます。
そこで、好みに合わせて横画面を使いましょう。
画面右上の黄色枠を選択してください。

チャートが横画面で表示されるようになります。
縦画面に戻したい時には左上にある「×」を選択してください。

以上でbybitアプリのRSI設定は完了となります。
RSIはbybitを使うのがおすすめな理由
今回RSIを使ったビットコインのトレードを行うために、bybitアプリを使って解説を行ってきました。
それはビットコインのトレードを行うのであれば、bybitが資金効率が良く、リスクを限定したトレードが行なえるためです。
まずbybitはBTCUSDTなら最大100倍のレバレッジを掛けてトレードを行うことができます。
国内仮想通貨取引所であれば2倍のレバレッジが最大となり、上手くトレードで利益を狙えたとしても資金を効率よく増やすことができません。
単純にビットコインで10万円分の利幅を獲得することができれば、国内取引所とbybitでは最大50倍の差が生まれるのです。
そのためbybitでは、他の取引所よりも資金効率よくトレードを行うことができます。
レバレッジに少し詳しい人なら、高いレバレッジは自分の身を亡ぼす恐れがあることを、理解しているかと思います。
高いレバレッジはトレードでミスをしてしまうと、最悪の場合に追証という形で借金を抱えてしまう恐れがあるのです。
しかし、bybitでは追証が発生しないシステムとなっているため、万が一にビットコインの相場で急落が発生した場合、証拠金以上の損失は発生しません。
つまり、bybitでは追証が発生しないため、リスクを限定したトレードを行うことができるのです。
そして、bybitはアプリの開発にも力を入れているため、bybitアプリは初心者にも使いやすく簡単にビットコインのトレードをはじめることができます。
テクニカル分析の指標に関してもカスタムを行うことができ、RSIも最大6本表示ができるため、他の取引所には無い特色と言えるのです。
なのでぜひ、ビットコインのトレードをはじめるならbybitがおすすめです。
まとめ
以上がビットコインのRSIを使ったトレードの解説となります。
RSIはビットコインの買われすぎ売られすぎを判断することができるテクニカル分析で、初心者でも簡単なサインと共にトレードを行うことができます。
ただ、RSIはレンジ相場に強く、トレンド相場に弱いというデメリットがあるため単体での使用よりも、他のテクニカル分析と併用すると良いでしょう。
トレンド相場に弱いということでトレンドを知ることができる移動平均線やMACDがおすすめです。
それと、RSIをビットコインのトレードで使い始める際には、何度か練習や過去のチャートで検証を行ってから使い始めましょう。
今の設定で適切なタイミングのエントリー決済を行えるのか、確認をしておかなければ、間違ったタイミングばかりのトレードで負けてしまう可能性があります。
単にRSIに頼り切るのではなく、きちんと自分のチャートに適しているのかを確認し、上手く使いこなしていきましょう。
ちなみにビットコインの売買は基本的に流通額の大きく競合の多い海外取引所の方が必然的に安く済みます。
そのため海外仮想通貨取引所おすすめランキングPROでは海外取引所に絞ってお得な取引所を紹介しています。
少しでも興味がある人は良かったら【損しない】仮想通貨のおすすめ海外取引所【最新】を読んでみてください。