

そんな人へ向けて記事をつくりました。
結論からいうと、bybitにおけるスワップ手数料は1日につき0.03%が目安です。
この記事では読んだ人がbybitにおけるスワップ手数料の避け方も解説しているので理解することでbybitの手数料を浮かすことができるようになることを目指しました。
以前はbybit(バイビット)のスプレッド手数料を徹底調査でスプレッド手数料についても解説しました。
またbybitを検討している人は【悪い評判vs良い評判】bybit(バイビット)の口コミまとめという記事で口コミについてまとめたのもあるので参考にどうぞ。
※スワップ手数料とレンディング手数料、ファンディングレートや資金調達率はややこしいのですが全て同じ手数料を指しています。(狭義には違いますが利用者から見ればどれも同じ種類の手数料)
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8時間毎に0.01%のスワップ手数料(ファンディングレート)
BTC/USDT( USDT無期限 )の場合の手数料が8時間毎に 0.01% です。(2020/5/11時点)

資金調達率とはまさにスワップ手数料(ファンディングレート)を指します。
公式サイトによると、
資金調達料は、16:00 UTC、00:00 UTC、08:00 UTCの8時間ごとに買い手と売り手の間で直接交換されます。
bybit – 資金調達料の計算
と記載されていて1日につき3回 、一回につき 0.01%(目安) が手数料として加算されることとなります。ここで、
「ちょっと待って、時間の後にUTCって何?」と思った人もいるかと思います。
これはユニバーサルタイムと呼ばれる世界標準時間です。したがって、この時間をそのまま参考すると手数料を正しく計算できなくなってしまいます。
日本のJST基準に置き換えることが必要です。
日本時間で1時、9時、17時に手数料が加算される
USTから+9時間に直せば日本での時間帯に手数料が加算されます。
日本の場合は1時、9時、17時の時点で手数料が加算されます。
bybitでは次の資金調達率(スワップ手数料)までの残り時間がわかる

「でも3つの時間帯をいちいち気にしてられないよ」
って人であってもbybitの場合は、” 次の資金調達率交換時刻 “ という名目で次に加算されるタイミングがカウントダウン式でわかります。

資金調達率も記載されています(画像は BTC / USDT 無期限 におけるスワップ手数料、つまり資金調達率)
スワップ手数料(ファンディグレート)は 1回につきたったの 0.01% だけだと思った人へ
スワップ手数料は積み重なると痛手となります。
掛け金に対してかかるのですが、特にハイレバレッジがメインの人の場合は積み重なるとかなりの痛手となるので注意が必要です。ここでわかりやすい例を取り上げてみます。
仮に軍資金1万円に大して100倍レバレッジで100万円を掛け金にしているとします。
すると、100万円に対して一回あたり 0.01% 、つまり100円の手数料が加算されます。
これは投資金1万円に大して1%の損失です。1日放置していれば3%ほどの損失に値します。

ハイレバレッジで売買する場合は無視できる手数料ではないことを覚えておきましょう。
BTC/USDT以外のスワップ手数料はいくらなのか
ビットコインだけでトレードできればいいや、という人にとってはあまり関係ありませんが、BTC/USDT以外の銘柄にも当然、スワップ手数料は加算されます。
bybitでは「USDT無期限」と「インバース型無期限」の2種類にトレードを区分しています。
手数料 0.01% の方は「USDT無期限」です。
「インバース型無期限」の場合は変動しやすいようです。
「インバース型無期限」の資金調達率は公式サイトの右下の “契約詳細” のページで確認できます。

インバース型無期限 BTC/USDの場合

執筆する時点では 0.002%でUSDTよりも安くなっていました(時期によって変動します)
インバース型無期限 ETH/USDの場合

ETHUSDは -0.003% となんとマイナスでした。マイナスということは逆にスワップ手数料がユーザーに還元されることなります。
(ただし、その次のスワップ手数料は 0.01%予測 となっていました。時期でとても変動しやすいためです)
インバース型無期限 XRP/USDの場合

XRPUSDは 0.01%となっていました。(時期によって変動します)
インバース型無期限 EOS/USDの場合

EOSUSDの場合も -0.016% とマイナスの手数料となっておりユーザーに還元される手数料となっていました。
(これも次回は 0.01%手数料と予測されていましたので変動しやすいです。)
資金調達料率の深読み
bybitは形式上は資金を貸して、その対価としてスワップ手数料、資金調達の手数料をユーザーから受け取っています。
しかしマイナスになるのは何故でしょうか。
予測でしかありませんが、業者側がもっと貸出したがっている、取引して欲しがっている可能性があります。
もしくは、誰も売買してくれないため仕方なく下げているのかもしれません。
ファンダメンタル分析と一緒に考えてみても良いでしょう。
USDT無期限とインバース型無期限におけるスワップ手数料の違い
そもそも「期限」とは何のことでしょうか。
FX業界では注文予約の「期限」を指しています。
例えば指値注文で現在の10倍もの価格の所で売りを入れたとします。しかし10倍になる見込みはなく、いずれ注文は有効期限が切れてしまい取り消しされてしまいます。
一方で無期限であれば注文はずっと消えることはなく残り続けます。ユーザー側が取り消さない限りです。
公式サイトの文言を噛み砕いて解説
- ①資金調達料は、16:00 UTC、00:00 UTC、08:00 UTCの8時間ごとに買い手と売り手の間で直接交換されます。
- ②資金調達率がプラスの場合、ロングポジションの保有者がショートポジションの保有者に支払います。 同様に、資金調達率がマイナスの場合、ショートポジションの保有者はロングポジションの保有者に支払います。
- ③トレーダーは、これらのいずれかの時点でポジションを保持している場合にのみ、資金調達料の支払いまたは受け取りを行います。
- ④資金交換の前にポジションが完全に解消された場合、トレーダーは資金調達手数料を支払ったり受け取ったりしません。
①は冒頭でも解説したように、UTCベースにおけるスプレッド手数料が加算される時間の説明です。(日本時間で1時、9時、17時)
②ロングとは「買い」、ショートとは「売り」です。レバレッジ取引は形式上はお金を借りてポジションを保有しています。「買い」を保有するのであれば、「売り」としてbybit側が保有することになります。
その貸し借りの手数料が1回あたりの 0.01% となります。
③逆に言えば、ポジションを保有していない場合は一切の手数料はかかりません。
④これはつまり、日本時間で1時、9時、17時を除いたタイミングで保有しているポジションには手数料が発生しないということになります。
bybitのスワップ手数料(ファンディングレート)を節約する方法
シンプルに資金調達率の時間までにポジションを手放せばスワップ手数料を避けることができます。
④資金交換の前にポジションが完全に解消された場合、トレーダーは資金調達手数料を支払ったり受け取ったりしません。
公式サイトではしっかりと記載されています。
つまり、スワップ手数料の発生する1秒ギリギリ前までに手放せばスワップ手数料を回避できることになります。
デイトレードでやる場合は、スワップ手数料が加算された直後の1時1分、9時1分、17時1分のような時間帯でポジションを持てば手数料を避けてトレードすることができます。
資金調達料率がマイナスになっているタイミングでポジションをいれる
「でもデイトレードやっているけど8時間の期間でポジションを手放したりできないよ」
という人もいるかと思います。そうした人は資金調達料率を最初にチェックして、マイナス手数料になっているかどうか確認してみましょう。

マイナス手数料になっていれば、むしろポジションを持ち越してから決済する方が手数料の分だけ利益が得られます。
まとめ
CryptoGTのスワップ手数料は1日5回のタイミングで加算されますし、BitMEXはbybitよりもスワップ手数料が高い傾向があります。
スワップ手数料の面では他社と比べてお得な取引所です。
合わせてスプレッド手数料についても知りたい人はbybit(バイビット)のスプレッド手数料を徹底調査の記事をどうぞ。
bybitを検討している人は【悪い評判vs良い評判】bybit(バイビット)の口コミまとめという記事で口コミについてまとめたので良かったら読んでみてください。