

そんな方へ向けて記事を書きました。
この記事では現時点でBitMEXと似た特徴を持つことで知られるbybitのスプレッド手数料についてどこよりも詳しく理解できるように執筆しました。
この記事を読むことでどのくらいbybitのスプレッド手数料で損をしているのか考えながらトレードできるようになることでしょう。
以前は【悪い評判vs良い評判】bybit(バイビット)の口コミまとめという記事で口コミについてまとめています。
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bybitのスプレッド手数料を調査したところ

調査といっても取引所で実際にどのくらいのスプレッド手数料なのか直接的に計算しました。
取引板とはこの部分のところになります。

一応、スプレッド手数料とはこの買い板と売り板の差の部分となります。

上記はBTC/USDTのもので、売り板 9645.50 と 買い板 9645.00とでは 0.5ドルの差額となっていました。
パーセンテージで計算するとスプレッド手数料は 約 0.0052% になりました。かなり狭いのではないでしょうか。

時間帯を変えて確認したり、日を跨いで確認しても絶対的な差は 0.5ドル のままでした。
他BTC/USD、XRP/USD、EOS/USD、ETH/USDを確認しましたが同様に固定幅が決まっているようでした。
基本的にBitMEXと同じ手数料のbybit
取引板の画面以外の部分、主に手数料のところでBitMEXと酷似しているポイントが多いのがbybitです。
BitMEXに関してもスプレッド手数料は通貨毎に固定幅が決まっており、指値注文(正しくはメイカー注文)をすれば売買手数料が -0.025% になるお得なものとなっていました。
bybitも同様です。次に20年5月19日 時点でのスプレッド手数料の一覧をリストアップしました。
bybitのスプレッド手数料一覧
全て小数点第二位までのパーセンテージになっています。
銘柄ペア | 固定差 | 手数料% |
---|---|---|
BTC / USDT | 0.5 | 約 0.0052% |
BTC / USD | 0.5 | 約 0.0052% |
ETH / USD | 0.05 | 約 0.024% |
EOS / USD | 0.001 | 約 0.038% |
XRP / USD | 0.0001 | 約 0.049% |
指値注文(メイカー注文)をすれば片道 -0.025% となり、往復で -0.05% です。往復することで売買手数料を0からマイナスにできる程度にはスプレッド手数料が安いと言えます。

先ほどスプレッド手数料は 0.0052%だと言ったが往復の売買手数料が -0.05% なら 0.0448% がもらえることになる。
しかし逆に成行注文(テイカー)になると手数料が0.15%余計にスプレッドとは別にかかってきてしまい高めになってしまうので注意が必要だぞ。
指値注文(メイカー注文)であれば例えばCryptoGTは売買手数料が0ですが、売買手数料がマイナスになっているbybitには手数料の面で勝てません。
成行注文(テイカー)さえしなければbybitはかなり安いと言えます。
CryptoGTとbybitで比較
CryptoGTは売買手数料が無料、ですがスプレッド手数料がその代わりに高くなっています。両者のスプレッド手数料を並べてみました。
銘柄ペア | CryptoGT | bybit |
---|---|---|
BTC/USD | 0.0269% | 0.0052% |
ETH/USD | 0.113% | 0.024% |
EOS/USD | 0.754% | 0.038% |
XRP/USD | 0.272% | 0.049% |
上記の通り、CryptoGTは売買手数料が無料だからといって決して無視はできないスプレッド手数料ではないでしょうか。
bybitで仮にテイカーの往復 0.15% 手数料で取引したとしても、EOSなどは余計に手数料がCryptoGTになるとかかることがわかります。
bybitのスプレッド手数料に関わる口コミ
ビットコインはまた下がるだろう
— にゃ (@tekmakmayakonte) May 16, 2020
あれ、売りで勝つやつなんじゃなかろうか
でもFXは手数料高く、金利も馬鹿高いから結局手数料と金利負けして
取引所の養分になって終わる
試しに10BTC 2往復しただけで
8万円も取られた
bybitとかいう所
どの程度のレバレッジなのかはわかりませんが、成行注文をしてしまうと往復で高くなります。上記の方はおそらく成行で売買したのでしょう。
ByBitで200ドル分の成行注文を出した時の約定手数料が約0.15ドル
— おふがし™ (@RizeChanTo) May 10, 2020
全然ありだな
とりあえず0.3ドル以上勝てばどうにかなる
合計手数料から利益を出すのに必要な最低な勝ちはどのくらいか、計算するのは大切です。bybitはスプレッド手数料は今のところ固定されているので計算しやすいのではないでしょうか。
Bybitで回しているスイングロジックのうちの1つ。大会開始の4/15からのBT結果。手数料は0.075%で計算。BybitはスイングであればMEX用のものがほぼ同じで通用します。ちなみに自動化できていなくて通知が来るたびに手動で売買しています。そのため売買し損ねも結構あってこの成績は出せていません? pic.twitter.com/wU0ZmOp6iJ
— ??? (@project_bbb) May 5, 2019
事前に手数料はアバウトに決めてトレードすればいちいち計算せずにすみますね。
BitMEXに慣れている人であれば同じ考えて方をbybitに当てはめてトレードすればやりやすいでしょう。
まとめ
結論から言えばbybitはスプレッド手数料も含めてお得と言えます。
日本人が選べるハイレバレッジ取引所はCryptoGTかbybitのほぼ二択となってきました。
(BitMEXは日本人規制がかかってしまい日本居住者は登録できませんがbybitがほぼ同じシステムになっている。)
そのため、特別な理由がなければbybitで十分かなと思います。ハイレバレッジは100倍まで設定可能です。
合わせてbybitのレンディング手数料(スワップ手数料)を知りたい人はbybit・レンディングのスワップ手数料(ファンディングレート)を完全解説を読んでみてください。
bybitを検討している人は【悪い評判vs良い評判】bybit(バイビット)の口コミまとめという記事で口コミについてまとめたので良かったら読んでみてください。