

この記事に訪れたあなたは、イーロン・マスク氏が率先してビットコインを保有しそうな雰囲気を感じていませんか?
あるいは、イーロン・マスク氏がCEOを務めるテスラ社がビットコインを保有した場合、どうなるのかについて気になりますよね。
当記事では、そんな疑問に答えるべくイーロン・マスク氏がビットコインを大量に保有した場合にどのような価格・市場への影響があるかについてご紹介します。
新進気鋭の大富豪への注目は高いので、知っておいて損はない情報をチェックできるはずですよ!
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(予測) イーロンマスク(テスラ社)がビットコインを大量保有したら?
はじめに結論から申し上げると、仮にイーロン・マスク氏(テスラ社)によってビットコインが大量保有された場合、大幅な価格高騰が見込めるでしょう。
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追記 2021年2月9日
1月末に投稿したこの記事ですが予想通り大幅に価格高騰しました。そしてテスラ株も高騰。おそらく他の企業も株価の向上も踏まえてこの流れが続くかと思われます。
米テスラがビットコイン15億ドル購入 価格は最高値にhttps://t.co/tzOsJPesR2
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) February 8, 2021
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というのも、元々、政治や経済などの世界情勢や金融市場の変化は仮想通貨市場にとって追い風になっています。
なかでも、仮想通貨市場で時価総額1位を誇る「ビットコイン」への注目は高いです。
このような背景の中、世界有数の資産家であるイーロン・マスク氏がビットコインを保有することは市場にとってポジティブ材料となるもの。
ここでは、イーロン・マスク氏がビットコインを保有することでなぜ価格の高騰が見込めるのかについて、具体的に3つほど解説します。
- テスラ社保有の影響で大企業の参入が相次ぐシナリオが想定されるため
- 影響力によってビットコイン相場を動かす可能性あり
- テスラ株保有の投資家による買い需要あり
と上記の通りになります。
いずれも現実的に起こり得る可能性が高いので、把握しておきましょう。
テスラ社保有の影響で大企業の参入が相次ぐシナリオ
参照:時価総額ランキング:米国株(アメリカ株) – Yahoo!ファイナンス (2021年1月18日時点)
電気自動車メーカーであるテスラ社といえば、機関投資家、個人投資家、そして若年層を中心とした投資需要の高まりから時価総額上位にまで上り詰めている企業です。
そんなテスラ社への注目度は非常に高く、もしも同社による現金資産や一部の株式資産によってビットコインが購入されたと想像すると市場への凄まじい影響があるでしょう。
例えば、上記の画像にもあるように、時価総額上位にランクインする企業はAppleやアマゾン、マイクロソフト、FacebookなどのIT企業が多いです。
GAFA(米国の主要IT企業を総称した呼び名)とも呼ばれるように、世界を席巻する巨大企業ばかりです。
これらの企業は、IT分野を牽引する存在ゆえにブロックチェーン技術の代名詞であるビットコインへの注目は非常に高いことが分かります。
そして、イーロン・マスク氏主導によるテスラ社のビットコイン買いが起きた場合、上記のような企業も参入する可能性が高いことは容易に想像できます。
他にも、大手の投資銀行から資産保全に積極的な大企業の間ではビットコインへの関心がより強くなるでしょう。
上記の理由からも、自動車業界の風雲児として存在するテスラ社のビットコイン購入は大企業がビットコインを購入するキッカケになるかもしれません。
影響力によってビットコイン相場を動かす可能性あり
突然ですが、イーロン・マスク氏のTwitterアカウントの総フォロワーはどれくらいか想像できますか?
「有名人だから数百万フォロワーはいそう」
「せいぜい300万フォロワーぐらいでは?」
様々な意見があると思いますが、答えは「4,254万」という驚愕なフォロワー数です(2021年1月)。
これは、世界的に有名な歌手や政治家と同等か、それを上回るフォロワー規模となります。
そんなイーロン・マスク氏が、「ビットコインを買いました」「実は、ビットコインを大量に保有しています」なんて報告をしたら、世界中の人々に多大な影響を与えるのは自明でしょう。
Bitcoin is my safe word
— Elon Musk (@elonmusk) December 20, 2020
実際、2020年12月にはビットコインについてこんな言及をしています。
「Bitcoin is my safe word
和訳:ビットコインは私にとって安全な言葉です。」
これには続きがあり、
Just kidding, who needs a safe word anyway!?
— Elon Musk (@elonmusk) December 20, 2020
「Just kidding, who needs a safe word anyway!?
和訳:冗談ですが、とにかく安全な言葉が必要なのは誰ですか!?」
と述べています。
世界的に蔓延している新型コロナウイルスを絡めたツイートですが、はじめの投稿では「いいね」が「24万件」もされていることに驚きしかありませんね。
因みに、ビットコインはその後において大幅な価格上昇を果たしています。
直接的に、イーロン・マスク氏の発言によってビットコインの価格上昇に影響を与えたとは断言できません。
ですが、人々のリアクション(いいねやコメント)からもビットコインを大量保有していなどのコメントが出た場合は、相場にはプラスなイメージしかないでしょう。

テスラ株保有の投資家による買い需要あり
テスラ株といえば、天にも昇る龍が如くの価格上昇を果たしており、数多くの市場参加者がいます。
これは先述したように、世界的に見ても時価総額の高いことからも明確な事実です。
テスラの企業としての魅力は、電気自動車をコモディティとして世界中に売り出していることです。
そのため、プロの個人投資家や機関投資家だけでなく、テスラの熱狂的なファンによる投資も行われています。
また、ミレニアル世代(1981年〜2000年以降の成人世代)による人気もあり、初心者の投資家も多いのに注目したいところ。
したがって、テスラが会社としてビットコインを購入した場合、テスラ株に投資をしているユーザーの中には、強い関心を抱く人もいるはずです。
特に、電気自動車に絞った開発・生産をしているベンチャー気質のテスラと「デジタルゴールド」「新しいお金の形」などとも言われるビットコインは目新しい存在として注目されてます。
もし、テスラ株のホルダーがビットコインへ投資を検討するとなると、力強い価格の上昇が起きるかもしれません。
イーロン・マスクも関心抱く?一部の企業でビットコインの購入が進む理由を考察
ここまで、イーロン・マスク氏がビットコインを大量保有した場合、価格が上昇することとその理由についてご紹介しました。
ここでは、なぜ一部の企業がビットコインに対して強い関心を抱いているのかについて解説します。
というの、企業がビットコインを保有するメリットが強まっており、イーロン・マスク氏が関心を抱く背景も読み解きやすいです。
マニアックな情報ですが、しっかり把握しておきましょう。
米マイクロストラテジー(上場企業)によるビットコイン大量買い
ビジネスインテリジェンスをメイン事業とする米マイクロストラテジー社は、社債発行によって調達した670億円相当の資金を用いて大量のビットコインを取得しました(2020年12月)。
この発表以前にも、同社は少額でビットコインを保有していたと声明。
しかし、今回のように巨額な資金調達を行った上でのビットコイン購入は初めてとの声明を出しています。
#Bitcoin is thermal armor to replace your paper vest. Winter is coming.
— Michael Saylor (@michael_saylor) January 17, 2021
「#Bitcoinis thermal armor to replace your paper vest. Winter is coming.和訳:ビットコインは、あなたのペーパーアセットに置き換わる防寒着です。冬が来ています。」
と発言するように、同社CEOである「マイケル・セイラー氏」はビットコインに対して楽観的な見方を示しており、金融資産の中でも優れいている存在として評価しています。
特に、ビットコイン保有のきっかけとして
- インフレーションへ対応できる貨幣
- 貨幣ネットワークとして優れている点
- デジタルゴールドとしての価値
を主な理由としています。
ナスダックにも上場している大企業が、資産保全の投資先としてビットコインを選んでいることからも大きなインパクトがありますよね。
そして、ビットコインに関するトピックではイーロン・マスク氏との交流も行われています。
If you want to do your shareholders a $100 billion favor, convert the $TSLA balance sheet from USD to #BTC. Other firms on the S&P 500 would follow your lead & in time it would grow to become a $1 trillion favor.
— Michael Saylor (@michael_saylor) December 20, 2020
マイケル・セイラー氏は、イーロン・マスク氏のビットコインに対するツイートに対し「テスラのバランスシートからビットコインに転換してはどうか?」と提言。
さらには、「S&P500の企業もあなたに続いてビットコインを購入し、1兆ドル規模の時価総額にビットコインはなるだろう。」と説明しています。
この返答に対して、イーロン・マスク氏は
Are such large transactions even possible?
— Elon Musk (@elonmusk) December 20, 2020
「そのような大口取引は可能なのか?」と質問し、実際に13億ドル以上の取引を実行済みであると返答しています。
一連のやり取りからも、イーロン・マスク氏率いるテスラ社に動きがあっても不思議ではありませんね。
企業によるビットコイン購入は株価にもポジティブな反応を示す
上記の項目でご紹介した米マイクロストラテジー社ですが、ビットコイン購入後における株価が力強く上昇しています。
What putting #Bitcoin on your balance sheet might make your stock price look like…(Ticker: MSTR) pic.twitter.com/rsdIrJjtnT
— Preston Pysh (@PrestonPysh) January 4, 2021
こんな感じで、投資家の間ではマイクロストラテジー社の株価は注目の的になっています。
ちょっとここで、下記の画像をご覧ください。
マイクロストラテジー社とビットコイン価格を重ねた画像です。
既にお気づきのように、両者の価格が相関していることが分かりますね。
加えて、テスラ社の株価も反映してみましょう。
すると、あまりにも不思議ではありますが、同じような価格上昇の形をしているのが分かりますよね。
ビットコイン、テスラ社、マイクロストラテジー社と絶妙に同じような価格上昇をしており、ますます相関性があるとチャートになってます。
「どの銘柄(ビットコイン含む)を軸に価格が連動しているのか?」
と、疑問は残りますが、将来性の高いビットコインと価格が連動しやすい点は今後も注目しておくべきですね。
また、「企業がビットコインを保有すると株価も上昇しやすい」ということがマイクロストラテジー社の株価の動きで明白になりました。
反対に、元から電気自動車分野で大注目のテスラ社とビットコインの強い関係性は確認できません。
とはいえ、価格が類似していることから同じぐらいの注目度や関心が投資家の間であると認識しておきましょう。
世界情勢・経済の悪化によってビットコインへの需要が高まる
企業によるビットコイン購入が進む理由の一つとして、世界情勢・経済の悪化があります。
これは、世界に影響を与えるアメリカの大統領選や各国の政治的な動き、米中貿易戦争、新型コロナウイルス等による経済悪化などが要因となるもの。
とりわけ、景気刺激策として導入している先進国による金融緩和は出口が見えない状況となっています。
為替通貨の対資産に対する価値が目減りし、さらには新型コロナウイルスによる経済的ダメージを補填するためにも大量の紙幣が増刷されている状況です。
今後も経済の下支えを名目に、金融緩和による大量のドルや円などの通貨発行がされるでしょう。
すると、行き場を失ったマネーは一部の株式やビットコインのようなアセットに流入しやすくなります。
企業の資産運用における観点からも、リスクヘッジとしてビットコインを保有することは合理的・経済的効果がありますよね。
つまり、金融緩和によって経済の回る近年においてはビットコインへの需要が高まる環境になっているのです。
SNS上での反応とは?イーロン・マスク氏とビットコインを巡る意見
Twitterを中心にたびたび、ビットコイン(仮想通貨)について発言をするイーロン・マスク氏。
筆者調べによると、そんなイーロン・マスク氏のビットコインへの関心は多くのユーザーから思惑・意見が出ています。
ここでは、このトピックに関する意見について詳しくご紹介します。
イーロンマスクのツイートが話題になってるけど、ビットコインを買う気まんまんっぽいぞ! https://t.co/uwLe4X8SSR
— ヨノギ (世之戯)@ベーシックインカムについて真剣に考えるゾウ (@yonogishiki) January 13, 2021
注目の起業家として日本人からの認知度も高いイーロン・マスク氏。
ビットコインに関する発言は、「ビットコインを買う意欲がある」として期待されているようですね。
一方、イーロン・マスク氏とビットコインを絡めた詐欺行為について注意喚起もされています。
【注意】
— 仮想NISHI (@Nishi8maru) July 15, 2020
Twitterでビットコインの振り込め詐欺が頻発しています
ビル・ゲイツ、イーロン・マスク、オバマ元大統領等のアカウントがハックされ、ビットコイン入金を求める内容となっている模様
有名人でも、怪しい内容でBTC入金を求めるツイートには注意
上記のように、イーロン・マスク氏を含む幾つかの有名人のアカウントがハッキング。
その後、ビットコインの入金を求めるツイートが勝手に行われた事件がありました。
有名人を利用し、ビットコインを盗難する詐欺行為も見受けられるので安易な声掛けや応募、送金等は控えましょう。
When @elonmusk announcing Tesla bitcoin purchase?#Bitcoin pic.twitter.com/Ok2M0qBZ0j
— Metals 🌎 (@FlipSats) January 19, 2021
こちらは海外ユーザーの反応です。
翻訳すると、「いつイーロン・マスク氏はテスラ社がビットコインを購入すると発表しますか?」
と、ロケットの打ち上げ画像(仮想通貨界隈では価格高騰をムーンするとも言う)と一緒にツイート。
マイクロストラテジー社のCEOとビットコイン取引に関するやり取りをしていることからも、すでに高い期待感を持っている人がいると分かりますね。
今後、どのような展開になるのか目が離せません。
(5000円ボーナスあり)仮想通貨取引を無料で始められる「Bitterz」
ここまで、イーロン・マスク氏によってビットコインが購入された場合の予測について紹介しました。
勢いのある企業のCEOがビットコインに関心を抱いているとなると、今後も目が離せない存在ですよね。
もし、
「実際にビットコインを保有してみたい」
「ビットコインを保有してみたいけど、リスクも高そうで怖い」
と思っているのであれば、「Bitterz」という仮想通貨取引所の登録がおすすめです。
なぜかというと、取引所へ登録をするとボーナスとして5,000円分のBTCを受け取れるので、ノーリスクでビットコイン投資が始められます。
他にも、
- 円・ドル・ユーロとの通貨ペアあり
- 主要なアルトコイン取引が可能
- 信頼性の高いMT5を採用した取引プラットフォーム
というような取引環境であるため、使い勝手の良い取引所です。
ノーリスクでビットコイン保有・投資ができるので、この機会にぜひ、利用してみてください。

まとめ
今回は、イーロン・マスク氏がビットコインを保有した場合に与える影響についての予測やその理由についてご紹介しました。
テスラ社のオーナーであり、世界的な企業として誰もが一目を置く存在となっている昨今。
ビットコインに関心を示す同社CEOのイーロン・マスク氏による発言(仮想通貨関連に対する)は注目を浴びています。
これまた、ビットコインへの興味を示していることがうかがえるため、今後の動向には注意深くチェックしておきたいです。
もし、イーロン・マスク氏、あるいはテスラ社がビットコインを保有するという発表が出た場合は好材料としてビットコイン市場にも動きがあるはずですよ。
ちなみにビットコインの売買は基本的に流通額の大きく競合の多い海外取引所の方が必然的に安く済みます。
そのため海外仮想通貨取引所おすすめランキングPROでは海外取引所に絞ってお得な取引所を紹介しています。
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