

国内の仮想通貨投資家からも注目を浴びている「EnjinCoin」は、オンラインゲームを中心にブロックチェーン技術を駆使したサービスを提供しています。
時価総額は約419億円(2021年1月26日時点)ほどとマイナーなアルトコインですが、大企業との提携や大手取引所への上場などのポジティブなニュースが多いです。
そこで、当記事ではEnjinCoinの将来性について詳しくご紹介します。
具体的な将来価格も伏せてご紹介するので、それらの理由となる情報や注目しておきたいイベント等もチェックしてみてください。
読み終わった頃には、EnjinCoinの市場での立ち位置や投資家の期待感などをしっかり把握し、あなたの投資判断の一助になるはずですよ!
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「オンラインゲーム×ブロックチェーン」が強みのEnjinCoinの将来価格とは?
「オンラインゲーム×ブロックチェーン」の組み合わせで、オンラインゲーム業界に勢力を拡大中のEnjinCoin。
ズバリ、独自のファンダメンタルズ/テクニカル分析から求めた中・長期的な将来価格の予想は「0.17-1.04ドル」となりました。
このような試算が出た背景としては、
- 大手国内取引所への上場による投資需要の拡大が見込めるため
- 海外の投資情報サイトによる価格予測は「0.17-1ドル」と強気
- テクニカル分析で見えてくる中・長期の価格予測は「0.6-1.04」
と、上記のような理由があるためです。
早速ですが、下記の項目にて詳細を確認してみましょう。
大手国内取引所への上場による投資需要の拡大が見込めるため
参照:コインチェック
大手国内取引所である「コインチェック」は、2021年1月26日に「EnjinCoin」の取り扱いを開始しました。
上記画像のように、ティッカーシンボルは「ENJ」と表記されており国内取引所での取扱は初めてとなっています。
事前に、「コインチェックにて取り扱いが始まる」というリーク情報があったため、2021年1月中旬ほどから価格上昇が発生。
上場日である1月26日には、実に年初来で約3.46倍もの価格上昇が起きていることが分かりますね。
また、海外における複数の金融・仮想通貨メディアサイトでも日本の取引所にてEnjinCoinが上場する報道がされています。
「Enjin Becomes the First Regulated Gaming Token in Japan.
和訳:エンジンが日本で初となる規制されたゲームトークンになります。」
参照:Publish0x
というように、海外の仮想通貨ユーザーにも日本の取引所にてEnjinCoinが上場したことは、広く伝えられているのです。
国内の仮想通貨投資家による需要拡大はもちろん、海外投資家からの関心も高まる可能性が高いです。
先述したように、時価総額は多通貨と比較すると低いので今後の伸び代へ注目しましょう。
海外の投資情報サイトによる価格予測は「0.17-1ドル」と強気
仮想通貨に関する情報サイトを運営する「CaptainAltcoin」では、価格予測として「0.17-1ドル」までの上昇が見込めると発表しました。
紹介されている主な概要としては、「Wallet Investor」「Trading Beasts」「Cryptoground」「DigitalCoinPrice」などの投資メディア・予測サイトによるEnjinCoinの将来価格予測をまとめたもの。
いずれも独自の指標やプログラム、AIなどを参考にした価格予測を算出しており、多くの海外トレーダーが参照している特徴があります。
これらのサイトの将来価格を集計した結果、下記のようなデータが取れした。
各サイト | 予想される将来価格(2021-2024年) |
Wallet Investor | 0.5-0.82ドル |
Trading Beasts | 0.17-1ドル |
Cryptoground | 0.22-0.55ドル |
DigitalCoinPrice | 0.44ドル |
2020年の価格帯と比較(0.05-0.25ドルと)すると数倍以上の価格予測になることが分かりますね。
その上、CoinPediaによるテクニカル分析を元にした将来価格の見込みでは、2022年までに「0.75-0.88ドル」近辺まで上昇すると発表しています。
各サイトの分析結果は強気であることが分かり、さらには、記事執筆時点(2021年1月26日)で、EnjinCoinの価格は「0.48ドル」付近で推移。
コインチェックでのEnjinCoin上場はそれだけのインパクトがあったと解釈でき、「0.5〜1ドル」などの節目となる価格帯までの上昇も現実的に期待できるしょう。
テクニカル分析で見えてくる中・長期の価格予測は「0.6-1.04ドル」
当サイト独自のテクニカル分析を行った結果、中・長期的な予測としては「0.6-1.04ドル」までの上昇が起こり得ると結論が出ました。
上記は、Tradingviewを用いた中期の価格予測です。
2020年1月時点で上昇を続けているEnjinCoinですが、中期的な目線では「0.6-0.65ドル」まで上昇すると予測できます。
というのも、フィボナッチ・リトレースメント、及びエリオット波動による分析を行うと深い調整からの上昇トレンド継続が起こりうる可能性があるため。
その際の調整されると考える価格帯は、「0.25-0.3ドル」近辺を目安にしておきたいです。
また、長期的な見立てでは途中の調整を何度か繰り返しながらも「0.83-1.04ドル」付近まで上昇すると見込めます。
ただし、大きな価格変動をしながらチャートが形成されると推測できるので、投資をする際は割安な価格を見つけてエントリーするのがおすすめです。
*テクニカル分析の詳しい解説はこちら
(2021年最新)EnjinCoinへ投資をするなら抑えておきたい重要ポイントとは?
具体的な情報やチャートを用いてEnjinCoinの将来価格をご紹介しましたが、いかがでしょうか?
プロジェクトへの魅力が高まっていることを前提に、投資家からの注目度がアップしているのが分かりますね。
ここでは、EnjinCoinの今後に関して知っておくべき将来性に関する重要ポイントを解説します。
各項目をチェックしてみましょう。
ブロックチェーン技術で切り開くデジタルサービスの普及拡大
EnjinCoinの運営元である「Enjin」では、2009年からオンラインゲームに特化したサービスを展開してきました。
プラットフォーム利用者の数は2000万人を超え、「EnjinCoin」を用いたゲーム内取引も活発。
加えて、近年においては「EnjinCoin」のブロックチェーン技術を用いたデジタルサービスの拡充が進んでいます。
上記画像からも分かるように、
- ブロックチェーンベースのゲーム・アプリ開発
- デジタルアセットの管理を目的としたウォレット開発
- ゲーム内アイテムを交換できるマーケットプレイス市場の拡充
- QRコードによる取引・送金需要の拡大
などを行っており、多様なデジタルサービスの展開を進めています。
これは、ゲーム特化で開発されたEnjinCoinであるものの、ブロックチェーン技術の更なる活用が進んでいると推測。
いずれのサービスも横の繋がりを持つ特徴があるため、ユーザーの満足度を高める役割を果たすでしょう。
大手企業との提携によるプロジェクトへの期待値が高い
EnjinCoinは、2019年2月にサムスン、2019年には12月マイクロソフトとの技術的な提携を結んでいます。
サムスンに関しては、同社が開発・リリースをした「Galaxy(ギャラクシー)S10」のウォレットアプリに標準搭載する報道がありました。
GalaxyS10のアプリケーションストア「Galaxy Store」でインストールすることで、直ぐに活用できるため多くのユーザーから認知を拡大。
該当する期間中においては、「あのサムスンとのブロックチェーンプロジェクトに関する提携」ということで話題を呼び、価格も大暴騰しました。
その後、マイクロソフトが提供するブロックチェーンベースのゲーミングプロジェクトとの提携も発表。
コミュニティ内での報酬獲得に関するインセンティブ設計などを共同で行い、正式にローンチしたとのことでした。
こちらの報道に関しても、価格高騰の要因となったことが過去チャートから見て分かります。
このように、大企業との提携は認知拡大や展開されるサービス規模の大きさから価格高騰に影響を与えやすいです。
独自トークン「NFT」のゲームサービスへの導入が進む
EnjinCoinでは、EnjinCoinとは別でプラットフォーム内で使用できるNFT(ノンファンジブル・トークン)を発行しています。
NFTの大きな強みは、ゲーム内のアイテムを独自の道具(資産)にすることでオリジナル性が高まることです。
世界に一つしかない唯一無二のアイテムを所有できることから、EnjinCoinにおけるゲーム内取引との相性も良いことが評価されています。
既に、マイクロソフトが運営する大人気ゲームソフト「マインクラフト」を始めとする、35種類以上のゲームで使用できるエコシステムが構築済み。
その上、コインチェックもEnjinCoinのプラットフォームで発行されるNFTを通じて、各ゲーム会社(マインクラフト、The Sandbox、CryptoKittiesなど)との連携を進めています。
以上のように、ゲーム市場においてユーザーのアイテムが資産的価値を有したり、取引による経済的な活動が活発になると見込めます。
人気ゲームサービスや大手取引所を巻き込んだプロジェクトが進捗していることからも、今後において注目が外せません。
ゲーム関係の仮想通貨として注目度も高い?EnjinCoinに関する口コミ
ゲーム業界で認知度を広げるなか、EnjinCoinはどのような評価をされているのか気になりますよね。
ただ、調査をした結果、意外とゲーマーと呼ばれる人からの口コミは見つかりませんでした。
しかし、国内外の投資家からは「将来性の高さ」という点で、期待されていることが分かりました。
エンジンかかっています。#enjincoin #エンジンコイン #仮想通貨 pic.twitter.com/kNIomGXsSx
— うた【うた作戦会議室】 (@uta_ura007) January 20, 2021
EnjinCoinのコインチェック上場発表から早期に仕込んでいたようですね。
後述しますが、海外大手の仮想通貨取引所「BINANCE」で取引されているようです。
価格上昇が始まる前に仕込めれば、今回のような発表でしっかりと利益を確保できますね。

SAMSUNGと提携していて元々韓国で人気のあるコインだったのね(にわか知識)一昨日の上げは韓国uPbitへの上場で買われた訳だけど、Microsoft関連のゲームにもリンクしてるし、コインチェックが去年から一事業として立ち上げてるから下手な扱いはしてないと思うの。火曜日に⤵️ないならHOLDも視野に! pic.twitter.com/mx4D03ZEJ8
— ビキニ👙ちゃん (@k10mann) January 23, 2021
上述した内容と被りますが、サムスンやマイクロソフト、取引所への上場ニュースなどは話題になっています。
投資家の間では強いファンダメンタルズ要素になっていると推測でき、長期目線でのホルダーが増加してもおかしくないでしょう。
#enjincoin Ready for Coincheck?
— Ⓜ (@DBH078) January 25, 2021
続いて、海外投資家からの反応です。
「#enjincoin Ready for Coincheck?
和訳:#enjincoin、コインチェックへの準備はできましたか?」という呟き。
世界でも、活発な仮想通貨取引が行われている日本の取引所での上場であるため、大きな注目を集めているのが分かりますね。
Enjin Coin has reportedly become the first gaming cryptocurrency to be whitelisted for use in Japan by the Japan Virtual Currency Exchange Association. The token is expected to be listed on Japan’s Coincheck exchange on January 26. #EnjinCoin #Japan #Gaming #Cryptocurrency
— Akihabara News (@akihabaranews) January 20, 2021
こちらに関しても、EnjinCoinが「日本暗号資産取引業協会によって、日本で使用されるためにホワイトリストに登録された初のゲーミング仮想通貨になった」と述べています。
国内取引所への上場認可が下りたことから、他の取引所も追随するかもしれません。
その際には、今回のコインチェック上場と同じように価格上昇が起きるシナリオが想定されますよね。
一部、口コミをまとめてみましたが国内ユーザー7割、海外ユーザー3割ぐらいの配分で関心があることに気付きました。
今後の動向に関しても要チェックしておくと、市場の過熱感を把握できるはずですよ。
(取引手数料が圧倒的に安い) EnjinCoinを取引するならBINANCEがおすすめ
さて、ここまで読み進めてみて「コインチェックにてEnjinCoinに投資してみたい」
と考えている方もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
確かに、国内取引所であるコインチェックは運営元が日本であるため安心感はありますよね。
けれども、取引する際に発生するスプレッド手数料に関しては非常に高い傾向にあります。
しれっと上場
— きしん@NANJユーザー (@Kishin1976) January 26, 2021
そして相変わらずドイヒースプレッドwww#ENJ pic.twitter.com/rHOmABWOa5
実際、コインチェックユーザーには高額なスプレッド手数料について指摘している人も。
上図は、コインチェックでEnjinCoinを購入する際に発生するスプレッド手数料です。
他方、こちらの画像はEnjinCoinを売却する際に発生するスプレッド手数料です。
差額を計算すると、「43.414-39,121=4.293円」のスプレッドが開いてることが分かりますね。
なぜ、これほどまでに手数料が高くなるのか?
それは、取引所が直接運営する「販売所」にて、購入するためにスプレッドが開きやすく、その分が運営側の利益となっているから。
一方、世界一の取引高を誇る仮想通貨取引所「BINANCE」では、スプレッドが「0.00127USDT× 103円(2021年1月価格)=0.13081円」と、圧倒的に低いのが分かりますね。
ただし、BINANCEでは別途の取引手数料として一律0.1%が徴収されます。
それでも、コインチェックで取引をすると約10%分(4.293÷43.414×100=9.888… )の手数料が徴収されるので、全然コスパの良い取引ができるのです。

この理由としては、BINANCEでは多くのユーザーが取引しているために、スプレッド手数料を抑えても儲けが出ているから。
BINANCEはEnjinCoinだけでなく、数多くのアルトコインも取り扱いがある。今後もアルトコイン投資を積極的に検討しているなら、口座開設をしておいて間違いはない取引所だぞ!
まとめ
今回は、EnjinCoinに関する将来性について様々な観点から分析した結果をご紹介しました。
価格予測としては、強気・弱気の意見があったために価格範囲としては広めの「0.17-1.04ドル」となりました。
しかし、大方の意見としては強気であり中・長期的に0.5ドル以上で価格推移する可能性が強いと見込んでおきましょう。
また、大企業との提携やオンラインゲームにおける「NFT」トークンの利用拡大なども注目しておきたい要点。
総合的にこれらの情報を精査し、EnjinCoinへの投資に役立ててみてくださいね。
ちなみにビットコインの売買は基本的に流通額の大きく競合の多い海外取引所の方が必然的に安く済みます。
そのため当サイトでは海外取引所に絞ってお得な取引所を紹介しています。
少しでも興味がある人は良かったら【損しない】仮想通貨のおすすめ海外取引所【最新】を読んでみてください。
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