「株と仮想通貨に投資するメリット・デメリットについて知りたい」
「株と仮想通貨って、どちらが大きな利益を出しやすいかな?」
こんな疑問はないでしょうか?
株も仮想通貨も、ある銘柄を取引して利益を狙う点では同じですが、取引形態や市場の特徴に大きな違いがあります。
そこで、株・仮想通貨には、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのかについてご紹介します。
両者におけるメリット・デメリットを把握することで、あなたの投資スタイルに合った対象を選べるようになります。
ぜひ、最後までチェックしてみてくださいね。
もくじから読みたい項目へ飛ぶ
(比較)株に投資するメリット・デメリットをチェック
はじめに、株に投資するメリット・デメリットについて詳しくチェックしてみましょう。
安定性のある市場?株に投資するメリットについて
株に投資するメリットは、下記のような項目になります。
・市場規模が大きい
・IPOに参加して利益を狙える
・配当金を受け取れる場合もある
市場規模が大きい
株へ投資するメリットの一つとして、圧倒的な市場規模の大きさがあります。

参照:GLOBAL NOTE
統計データを専門的にまとめている「GLOBAL NOTE」によると、アメリカの株式市場だけでも2000兆円以上(2019年)の売買が行われていることが分かります。

一方、2019年における仮想通貨市場の月次取引高は3兆円〜5兆円で推移しています。
仮に、平均で4兆円の月間取引があった場合でも、年間の取引代金は48兆円ほどになります。
これらのことから分かるように、株は歴史のある市場であり、経済の太軸となっていることが分かります。
また、世界中の国々で株を発行している企業があるので、気になる企業に投資できるのも魅力的です。
IPOに参加して利益を狙える
株に投資をするメリットとして、利益を上げやすい「IPO」に投資できる点があります。
IPOとは、「Initial Public Offering」の略称で、「新規公開株」と呼ばれています。
未上場だが、企業としての規模拡大や成長を目指して証券取引所にて自社株を公開することを指します。
そのため、株式市場に新規で参入する企業として将来性の高さやより安く株を取得したい投資家心理が働くため、IPO後の値上がりを期待できます。
なかには、IPOだけを専門とする投資家も多く、市場の地合いが良い場合はIPO関連の株価で利益を上げやすいメリットがあります。
もちろん、人気の殺到する株なので証券会社にて抽選で決められるケースも少なくありません。
配当金を受け取れる場合もある
株を始めるメリットの一つに、保有する株から受け取れる配当金があります。
配当金は、企業の決算期に1株あたりで受け取れる配当額を保有していた株数分、受け取れる仕組みです。
特に、世界的な大企業や安定性の高い企業は大きな値動きを気にせず投資しながら配当を受け取ることができます。
株の売買で利益を狙うのは難しいと感じる人でも、配当金であれば保有しているだけでも一定の利益が受け取れるのが強みですよ。
投資の敷居が高い?株に投資するデメリットについて
株は歴史があり、市場としての安定性もしっかりしていますが、以下のようなデメリットもあります。
①初期の投資額が高くなりがち
②取引時間が平日の昼間のみ
③希望通りの価格で約定されるとは限らない
初期の投資額が高くなりがち
株式投資をする上でネックとなるのは、初期の投資額が最低でも10万円以上になることです。
確かに、証券会社で提供されている投資信託や積立投資では数百円〜ほどから投資できる金融商品もあります。
しかし、一般的な株に投資をする場合は最低購入単位である100株からの売買となります。
1株あたりの価格が低ければ10万円代でも取引できますが、大型株などは多くの資金が必要になります。
また、人気の無い低位株は10万円代でも購入できますが、そもそも将来性の無い場合もあるので、更なる値下がりリスクがあることにも注意したいです。
取引時間が平日の昼間のみ
株の取引は、平日の9:00-11:30、12:30-15:00までとなっており、土日や祝日の取引は行うことができません。
午前中の時間帯は「前場」と呼ばれており、午後の時間帯は「後場」と呼ばれており、1日で総合5時間のみの取引が行えます。
希望通りの価格で約定されるとは限らない
あなたが株を購入・売却したい際に、必ず注文した価格で指定した数量の株を取引できるとは限りません。
これは、ある銘柄を買いたい投資家と売りたい投資家の需給関係によって成立するためです。
証券会社に発注される売買の株数が、成立しない場合は即座に注文が約定されない場合もあります。
さらに、成行注文のように相手の発注した注文で直ぐに約定する場合は取得価格が不利になりケースもあります。
とりわけ、流動性の低い小型株などではこのような事例があるので、注意したいです。
(比較)仮想通貨に投資するメリット・デメリットをチェック
続いて、仮想通貨に投資するメリット・デメリットについてもチェックしてみましょう。
少額資金でも大きな利益を狙える?仮想通貨投資のメリットについて
仮想通貨に投資するメリットは、以下の3つに要約できます。
少ない資金からでも投資できる
ボラティリティを活かして大幅な利益を狙える
豊富な種類の仮想通貨に投資できる
少ない資金からでも投資できる
仮想通貨投資のメリットの一つに、少ない資金からでも投資が行えることがあります。
数百円程度の投資額でも購入でき、銘柄にこだわらずに投資できます。
そのため、投資を始める上での敷居は低い投資対象です。
また、本格的に投資を行っている方にとっても、はじめは少額で投資をして様子を見てから大きな資金を投じる投資戦略も構築できます。
ボラティリティを活かして大幅な利益を狙える

仮想通貨は、ボラティリティ(価格の変動)が高いことから、大幅な利益を狙うことができます。
市場への関心が高まりつつある仮想通貨市場は、積極的な投資が行われているので価格への影響も著しく大きいです。
上記の画像(ビットコインチャート)のように、3ヶ月ほどで約3倍に近い値上がりを見せることもあります。
もちろん、価格の高騰だけでなく暴落もあります。
ですが、レバレッジ取引を用いたリスクヘッジのショートポジションによって上手く立ち回れます。
利益重視の投資家・トレーダーに向いている市場と言えるでしょう。
豊富な種類の仮想通貨に投資できる
仮想通貨が開発される背景として、社会的なプロジェクトやある産業における革新的なサービスの一つとして機能しています。
したがって、専門的な領域で活躍が期待される仮想通貨が多数あります。
また、現在では市場に流通している仮想通貨は1,000種類以上あると推測されます(新規上場/上場廃止含む)。
株のように最低購入単位が設定されていないので、取引しやすいメリットもあります。
リスク管理は必須!仮想通貨投資をするデメリットとは?
仮想通貨投資には、リスクとなるデメリットもあるので以下の項目をチェックしてみましょう。
大幅な価格変動がある(損失に繋がる可能性あり)
仮想通貨の紛失は自己責任となる
最大税率が株式投資よりも高い
大幅な価格変動がある(損失に繋がる可能性あり)
先述したように、仮想通貨は大幅な価格変動があるので保有するポジションに対して反対の値動きをすると、大損してしまうリスクがあります。
代表的な仮想通貨であるビットコインをはじめ、多くの仮想通貨は株と比較すると流動性が低いです。
そのため、大口投資家等による投機的な売買によって価格の急変動が巻き起こされるやすい状況にあります。
利益を狙えやすい市場である反面、利益確定・損切り、余裕のある資金管理が出来ないと資金を失いやすいので注意が必要です。
仮想通貨の紛失は自己責任となる
仮想通貨は、電子的なお金であるため資産管理はインターネット上で行われるのが基本です。
ウォレットや取引所内にて管理できますが、ハッキングや秘密鍵の盗難・紛失、送金ミスによって失った仮想通貨は手元に戻ってきません。
管理を徹底しておかないと、万が一の場合に資産を全て失ってしまうような事態になるので注意しましょう。
最大税率が株式投資よりも高い
仮想通貨の税種類は、雑所得に分類されることから利益が大きいほどに課税される額も大きくなります。
具体的には、累進課税制度が導入されていることで15-55%(住民税含む)の課税範囲が定められています。
他方、株に関してはどれだけ利益を得たとしても課税される税率が20.315%と、一定の申告分離課税が適用されています。
雑所得ですと、330万円以上から20%以上の税率が適用されるので、330万円以上の利益を得ている場合、株の方が優遇された税率になっていますよ。
*仮想通貨の税金に関しては、国税庁のHPにて詳しく確認できます。
(比較してみて)株と仮想通貨ならどっちを始めるべき?
株・仮想通貨のメリット・デメリットについてご紹介しましたが、実際にどちらを投資するべきか悩みどころですよね。
結論は、あなた次第ですが、筆者の提案としてはどちらも試してみるのがおすすめです。
株の場合、なんと言っても私たちが普段から利用している必需品やサービスに対して投資できることから、投資へのイメージが湧きやすいです。
その上、仮想通貨よりも安定した値動きをしているので長期的な投資を行える強みがあります。
一方、仮想通貨は新興市場であるために市場の将来性は計りしれないほどあります。
各銘柄の将来性を調べて投資することで、少額の資金でもしっかりと利益を狙える可能性があります。
・安定的かつ長期的運用を目指す株式投資
・将来的な可能性を見込み、大きな利益を狙っていく仮想通貨投資
というように、各資金を分配して投資してみるのも良いでしょう。
仮想通貨取引所は慎重に選ぶべき?あなたに合った取引所の選び方とは?
株式は国内の証券取引所にて、充実した取り扱いがあります。
しかし、国内の仮想通貨取引所は金融庁による厳しい監査のもとで運営されていることから細かな制限があります。
例えば、
・取り扱い銘柄数が時価総額の高い10種類程度のみ
・レバレッジ取引は、最大4倍のみ
などです。
ですので、国内ユーザーのあなたが仮想通貨に投資をするのであれば上記の項目を満たした海外取引所がおすすめです。
銘柄の豊富さや流動性の高さで選ぶのであれば、「BINANCE」が最適です。
反対に、短期的なトレードで利益を狙いたい場合は、ゼロカットシステムによる追証リスクゼロで、最大レバレッジ200倍の取引が行える「Bitterz」がおすすめですよ。

まとめ
今回は、株と仮想通貨であればどちらに投資するのが良いのかについて検討しました。
株は歴史と市場規模の大きさから世界中の投資家による大量のマネーが売買されています。
大企業などに投資できれば、緩やかな価格変動(安定した相場において)と配当金を目的とした投資ができます。
仮想通貨に関しても、市場の成長余地があることから銘柄によっては大きな伸び代があると考えられます。
上記でご紹介した内容を参考に、ご自身の投資スタイルに合う運用をしてみてくださいね。
ちなみにビットコインの売買は基本的に流通額の大きく競合の多い海外取引所の方が必然的に安く済みます。
そのため海外仮想通貨取引所おすすめランキングPROでは海外取引所に絞ってお得な取引所を紹介しています。
少しでも興味がある人は良かったら【損しない】仮想通貨のおすすめ海外取引所【最新】を読んでみてください。
俺も希少性の高い仮想通貨へ投資しているぞ。レバレッジを活かした取引もしており手数料を節約する目的で海外取引所をメインに使っている!