「仮想通貨については疎いけれどNFTを出品してみたいけど何をすれば良いのかわからない」
「出品に興味はあるけれど難しそうでちょっと手をつけていない」
という人へ向けて記事を書きました。
手順さえわかればNFTの出品は簡単にできます。
この記事を読むことで今日からあなたの作品を全世界へ向けて出品することができるようになります。
※NFTに作品を掲載してオンライン公開するだけであればウォレット入金せずとも0円で掲載できます。値付けしたりオークション形式で販売する場合は16ドル(21年6月22日の場合)必要になります。
もくじから読みたい項目へ飛ぶ
OpenSeaへ出品するために必要なもの
①国内仮想通貨取引所のアカウントを開設してイーサリアムを購入する
②メタマスクアカウントを作成してイーサリアムをメタマスクへ送金し、OpenSeaへSignInする
③「My Collcection」のページで 「Create a collection」を選び作品を投稿する
上の3STEPを踏むことで作品を出品できるようになります。
STEP②のイーサリアムをメタマスクへ送金に関しては、アイテムを世界へ向けて掲載するだけであれば入金は必要ありません。
①国内仮想通貨取引所のアカウントを開設してイーサリアムを購入する
販売所以外のところの取引所の開設をお勧めします(手数料が高いため)
トータルでみればbitbankが無難です。bitbankが難しそうな人は使いやすさで言えばGMOコインなどがオススメです。
国内取引所の開設は各取引所の日本語案内に従えば誰でもできます。本人確認のためのハガキが届くまでに時間が必要なので注意です。
②メタマスクアカウントを作成してイーサリアムをメタマスクへ送金し、OpenSeaへSignInする
メタマスクとは異なるWebサイト間で仮想通貨を保管できる便利なウォレットのことです。
ブラウザに拡張アプリを導入する必要があるためすこし順序が必要になります。
実際にOpenSeaへメタマスクと連携してSignInするまでの流れに関しては、【3ステップ】NFTの購入方法【買い方と買える場所】で図解説の解説を確認できます。
③「My Collcection」のページで 「Create a collection」を選び作品を投稿する
OpenSeaへ SignIn が済んだ人はここからになります。
順序としては
1.作品コレクションを作成し、
2. 作品コレクションの中に出品するためのアイテムを登録する、
このことでNFTアートの出品が行えるようになります。
1コレクションを作成する
「Create a collection」を選びます。

次に画像をアップロードする画面に飛べるのでプロフィールを適当に埋めてあげます。

すると下の画像のようなページへ移動します。「Edit」を推します。

するとさらに細かいコレクションの項目を設定することができます。コレクションはこれでOKです。


2出品するアイテムを登録する
コレクションのページにある「Add Item」を選択します。

アイテムのプロフィールを完成させます。

登録すると「Visit」とあるので作品ページへ飛んでみましょう。

このように誰でも閲覧可能な状態になったことを確認できました。

URLを見てみると自動でアドレスが生成されていることが確認できます。「https://opensea.io/assets/0x495f947276749ce646f68ac8c248420045cb7b5e/90874648743845075522384260266913715304853541092170037052640053520107040669697」
といったように ~assets/ までは共通です。
値付けして出品する(ETH手数料が必要です)
正式に販売する場合は「売る」を選択しましょう。

売り方を選択できます。「Set Price」は固定価格。「Highest Bid」はオークション価格を設定できます。
価格を設定したら「Post Your Listing」で販売可能となります。選んでみましょう。

そうすると出品手数料を支払うための画面が表示されます。ここでメタマスクウォレットにイーサリアムが入金されていないとエラーと表示されます。
現在のイーサリアムの手数料は「0.008433ETH(16ドル)」なので最低でもこれだけの資産が必要です。

手数料を支払えば正式に世界へ向けての販売開始になります。
GAS FEE(ガス代)とは
イーサリアムには膨大な量の処理が世界中のイーサリアム製のアプリ上で発生します。発生した処理を捌いていくためには誰かが代わりに処理能力を使う必要があります。
この処理能力の代行をマイニングと呼び、処理の代行する人たち(マイナー)への手数料がGAS FEE(ガス代)と呼ばれます。
しかしここで「OpenSeaで販売すること以外にはガス代がかからなかったじゃないか」と思ったかもしれません。
それは実際にガス代が発生するタイミングはブロックチェーン上に記録(トランザクション)を残したいタイミングだからです。
ブロックチェーン処理がわざわざ不必要なところにブロックチェーンを噛ませることは非効率であるため「販売」という重要なタイミングでブロックチェーンへの処理がなされることになっているからガス代が発生しています。
OpenSeaもブロックチェーンが必要な場面以外には別のサーバーを利用しています。
(違かったらすみません。簡単に調べたところHerokuと呼ばれるホストサービスを利用しているようです。)
21年初頭のタイミング頃より仮想通貨への熱が再び盛り上がったため1件あたりの処理するための料金も跳ね上がりました。
また一時的にガス代の価格が大きく動くこともあります。
そのためタイミングや時期によって手数料は大きく異なるので注意が必要です。
まとめ
メタマスクと連携するところ、OpenSeaへの出品するところの2つが初心者の大きな壁になると思います。
しかしここまでで図解説した手順で進めていけば簡単に出品できることが分かったのではないでしょうか。
まだまだ先行者フェーズのNFTですので作品を広めるためにぜひチャレンジしてみてください。