【現役トレーダー解説】プライスアクションを使ってビットコインFXのチャート予測をする方法

【現役トレーダー解説】プライスアクションを使ってビットコインFXのチャート予測をする方法
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0.9円のリップルを買って最高6000万円まで資産を築く→投資金を全て失い辛酸をなめる。投資歴4年目。釣りにハマっています。現在は"生き残るためのトレード"をエリオット波動の分析で確立して利益を出せるように。
    初心者A
    プライスアクションって良く聞くけど、ローソク足に注目した分析手法なの?

    と、あなたも今までで、何となく聞いたことはあるし、その特徴について触れたことがあるかもしれません。
    でも、プライスアクションは種類が多いため漠然としか理解できていないこともあるでしょう。

    そこで、ビットコイントレーダーでもある必須がプライスアクションに関する特徴を詳しく解説!
    ビットコインチャートで頻出のパターンについてまで詳しく解説するので、実践に直ぐ活かせるはずです!

    また、プライスアクションがどのような場面で出現するのかを把握でき、トレンドの方向性を想定できるようになるはずですよ!

    この記事の要約
    ✅ プライスアクションはローソク足のパターンから分析するテクニカル分析だ
    ✅ 一度覚えればトレンドの転換点なども目利きで分析できるようになるぞ
    ✅ 「ダマシ」はあるからオシレーター系なども一緒に分析してリスク管理はマスト

    値動きそのものを読む!ビットコイン分析に最適な「プライスアクション」の特徴

    上記画像の矢印で示したように、プライスアクションはローソク足(一定の時間軸における価格の値動き)に着目した分析手法を指します。
    「トレンド系」「オシレーター系」のテクニカル分析は、過去の価格データや特殊な計算によって相場分析をするもの。

    一方、プライアクションはローソク足単体から複数の連なりに注目することで、今後の値動きを予測できます。

    しかし、どうしてこのようにチャートに表示されるローソク足だけで相場の予想ができるのでしょうか?
    実は、プライアクションと呼ばれるローソク足の形状には「投資家心理」が強く反映されているのです。

    プライスアクションの理解を深めるためにも、ローソク足の理解は必須。
    下記画像は、陽線・陰線のローソク足を構成する要素(名称)についてです。

    既にご存知かもしれませんが、陽線/陰線は「始値」「終値」「高値」「安値」の4つから成り立っています。

    • 下ヒゲが長いのか?
    • 上ヒゲが長いのか?
    • 下ヒゲ・上ヒゲを付けることなく、始値から終値にかけて実体で大きな陽線なのか?

    など、一つ一つのローソク足から読み取れる情報は非常に多いのです。

    そして、こうしたローソク足の動きから高値更新や安値更新などを分析。

    つまり、プライスアクションは「価格(プライス)の動く(アクション)傾向を体系化し、相場分析に役立てることができるのです。

    NAO

    プライスアクションの重要性に気付いたのは他のインジケーターばかりで分析をしていた頃でした。
    というのも、RSIから分かる「買いサイン」「売りサイン」だけで売買を行おうとしていた時期があったのです。

    されど、どうしてもエントリーが遅くなってしまったり、「だまし」に合ってしまうことも。
    そんな時、「価格」そのものの値動きに着目するプライスアクションを意識するように。

    結果的に、プライスアクション発生の意図を読み取ることで、相場の方向性を推測できるようになりました。

    ビットコイン相場で頻出!代表的なプライスアクションの種類について解説

    さて、この章では実際によく出現する「プライスアクション」の代表的種類についてご紹介します。

    具体的には

    • ヒゲの長さに注目!「ピンバー」を見てトレンド反転を狙う
    • トレンドの転換点となりやすい「スパイク」について
    • (トレンド転換の可能性大)「だまし」の値動きこそが「リバーサル」
    • トレンドの継続を確認できる「スラスト」パターン
    • (形で分析)「ランウェイアップ・ランウェイダウン」の特徴

    トレンド転換・継続どちらも出現!「インサイド・アウトサイドバーについて

    の6種類について解説します。

    トレンド転換やトレンド継続におけるエントリー目安となる「プライスアクション」になるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

    ヒゲの長さに注目!「ピンバー」を見てトレンド反転を狙う

    ピンバーは価格の意識される節目でよく出現するプライスアクション。
    トレンド転換付近の価格帯やサポートライン、レジスタンスラインでよく見かけることができます。

    上記画像のように、価格の意識されている箇所で「過度な買い」「過度な売り」が起きることで反発されるのが分かりますね。

    価格の節目で頻出なローソク足なので、何度も見かけるうちに自然と重要なライン(価格帯)であると気付けますよ!

    トレンドの転換点となりやすい「スパイク」について

    スパイクは、「スパイクハイ」「スパイクロー」とも呼ばれ、相場の天井・底値圏で出現するローソク足パターン。

    上ヒゲ陰線や下ヒゲ陽線とも呼ばれ、明確な長いヒゲを残してトレンド転換する傾向があります。

    単体でピンバーが出現したり、似たようなローソク足が出現することもあります。
    それらの違いとしては、ポジションの利益確定から損切りによる精算によって実体ローソク足が連続して出現すること。

    価格反転が明確なので、「スパイク」形状のプライスアクション発生を確認できるはずです。
    以下の画像をご覧ください。

    こちらの画像は、「スパイクハイ」による上昇トレンドの終了・転換を示したもの。

    左側のチャートでは、陽線が続いているため大陽線がさらに出現すると期待してしまいがちですよね。

    けれども、その後は長い陰線の上ヒゲを付けた後に急落。
    一気に、下落相場へと転換する陰線が出現する形になったのが分かります。

    ピンバーとの違いは、ピンバー出現後に一気に価格が反対方向へ連続して動くことです。

    スパイクローに関しては、陰線が続く下落トレンドに対して上昇トレンドへ転換の兆しを示唆する形に。
    長い下ヒゲのローソク足が出現したことで、相場は上昇に向けてローソク足が連続して出現しています。

    このように、「スパイク」が偏り過ぎているチャートで出現した場合は相場転換のチャンスになると考えておきましょう。

    (トレンド転換の可能性大)「だまし」の値動きこそが「リバーサル」

    「リバーサル」と呼ばれるプライスアクションは、トレンド方向へ価格が動くも跳ね返されて、トレンドが反転すること。

    主に、「リバーサルハイ」「リバーサルロー」と呼ばれる2種類があり、明確なトレンド転換シグナルになる傾向が強いです。

    出現する理由としては、ロングポジション・ショートポジションの手仕舞いと損切りポジションの精算から相場の売買均衡が逆転するため。

    図を見ながら理解を深めてみましょう。

    こちらの画像は上昇トレンドの最終局面で出現する「リバーサルハイ」。

    一旦は、トレンドに沿って力強く上昇するも直ぐに跳ね返されてしまい、前のローソク足における安値・終値を実体で下回っています。

    一方、「リバーサルロー」は下落の値動きをするも、一転して強く反発すること。
    強い下落が発生するも、利益確定や損切りポジションの精算が入ることで相場転換に発展するのです。

    こちらも優位性の高いエントリーを構築しやすく、長期時間軸であれば大きな利益を狙えるプライスアクションの一つになりますね。

    トレンドの継続を確認できる「スラスト」パターン

    「スラスト」パターンのプライスアクションは、トレンド継続中に見かける形状で、順張りが得意です。

    英語で「Thrust」は「押し上げる」という意味がある通り、連続したローソク足が上昇・下落方向へ連なる形状。
    上昇・下落トレンドに応じて、「スラストアップ」「スラストダウン」の2種類に分かれます。

    「スラストアップ」の特徴は、上昇トレンドでよく発生し、現在の「終値」が前回ローソク足の「高値」を超えていること。
    シンプルに実体でローソク足が前回高値を超えていることを判断すれば良いので、分析は簡単。

    加えて、上昇トレンド発生中であれば継続して上昇が見込めるため順張りによる利益も狙えるでしょう。

    他方、「スラストダウン」に関しては下落トレンドにおいて出現するプライスアクション。
    現在終値の価格が、前回ローソク足の安値を更新しているのが条件となります。

    「スラストアップ」同様に、下落トレンド発生中の出現は根拠が強く、順張りによるエントリーでポジションを保有できます。

    (形で分析)「ランウェイアップ・ランウェイダウン」の特徴

    「ランウェイアップ」「ランウェイダウン」は、起点となるローソク足と数本のローソク足を元に分析するもの。

    ローソク足の本数が多いため、見抜くのにややこしさがアリ。
    ですが、見ておくべき高値・安値のポイントを抑えれば見抜きやすいです。

    「ランウェイアップ」は、上昇トレンドを発生しながら「押し目」を作る際に見かけることが多いプライスアクション。

    一般的に、上記画像の真ん中における長いローソク足を起点とします。
    この際、起点の高値が過去5本分のローソク足よりも高く、安値が右側で形成されるローソク足5本を超える必要があります。

    時間を掛けながらトレンドを形成するため、起点となる長いローソク足を軸に見分けたいところ。

    反対に、「ランウェイダウン」に関しては下落トレンドで出現します。

    見るべきポイントは、起点となる大陰線の安値が、前のローソク足5本の安値より低い位置であること。
    そして、右側のローソク足5本分では起点となるローソク足の高値を更新しないことが大切です。

    通常、下落トレンドは早いサイクルで行われるので、時間を掛ける「ランウェイダウン」発生の場合、トレンドも終盤に近いと考えておきたいですね。

    トレンド転換・継続どちらも出現!「インサイド・アウトサイドバーについて

    「インサイド」「アウトサイド」は、レンジ相場のブレイク直前で出現するプライスアクション。

    トレンド局面における複数のローソク足から、次なるブレイクが期待できる局面となります。
    それぞれの特徴について、下記画像とセットで確認してみましょう。

    「インサイド」は、画像左側の陽線を軸に次のローソク足(この場合、陰線)が収まっている形。

    価格の膠着が続いていますが、起点となる高値・安値をブレイクした方向に力強く価格が動き出します。
    レンジ相場はもちろん、上昇・下落トレンドの最終局面で出現することから、重要な値動きになるでしょう。

    続いて、インサイドとは真逆の形状になるのが「アウトサイド」と呼ばれるプライスアクション。

    アウトサイドの出現は、過去となる左側ローソク足を包むような形状で出現します。
    大きな陽線、あるいは陰線が出現し、それらの高値・安値をブレイクした方向に値動きが強く発生する傾向がアリ。

    レンジ相場で溜め込んでいたエネルギー(価格の膠着)があるため、ブレイク後は一方向にトレンドが発生しやすいですよ!

    (分析ミスしやすい)プライスアクションのメリット・デメリットって?

    代表的なプライスアクションについて解説してきましたが、分析する上でのメリット・デメリットもあります。
    この章を読むことで、プライスアクションを活用する上での強み・弱みを把握しておきましょう。

    値動きの機微を素早く察知!プライスアクションのメリット

    プライスアクションのメリットは、直近の価格を参考に分析するためエントリーまでの判断が早いこと。

    自分の目で見て判断するため、他のテクニカル分析で見るような指標データやインジケーターがありません。
    確信を持てるプライスアクションからエントリーできれば、トレンド転換と同時にエントリーも夢ではありません。

    さらに、短期の1分足から長期の日足までプライスアクションは機能するのも嬉しいところ。

    短期の時間軸でもプライスアクション発生を認識でき、長期時間軸と照らし合わせながらエントリーできますよ!

    (デメリット)プライスアクションは「だまし」も多い

    プライスアクションのデメリットは、十分な観察眼が無いと「だまし」に合いがちであること。
    短期から長期の時間軸でプライスアクションは確認できますが、想定通りの値動きをしないケースもあります。

    というのも、「スパイクロー」を確認したから「買いエントリー」を行ったものの、実は「戻り高値」の反発だった場合。

    その後、価格は再び下落して下落トレンドが続きますね。
    そうした場合、エントリーしたポジションは「含み損」になってしまうでしょう。

    ゆえに、プライスアクションの出現を過信してしまうのは危険であるということです。

    プライスアクションの「だまし」を回避するための方法

    プライスアクションによる「だまし」を防ぐためには、他のテクニカル分析も併用することです。

    チャートだけを見て分析できる、ピュア(純粋)な売買技法であることは間違い無し。
    しかも、精度が高いという点で優秀な分析手法の一つでしょう。

    されど、「だまし」を絶対に避けることは不可能なため、「トレンド系」や「オシレーター系」のテクニカル分析も併用するようにしましょう。

    違った視点で分析できれば、それだけ客観的にチャート分析が行えるはずですよ!

    プロおに

    プライスアクションを見るためには、綺麗にローソク足が表示されるチャートを使用したいところ。

    【損しない】仮想通貨のおすすめ海外取引所【2021年最新】では、取引画面とチャートがセットで使用できる取引所について、厳選して紹介している。
    記事内で紹介している取引所であれば、プライスアクションの「だまし」を回避できる「他のテクニカル分析」も併用可能。

    相場状況に応じた柔軟な取引が出来るから、ぜひ参考にしてくれ!

    (2021年7月〜)長期時間軸で分析する「プライスアクション」による今後の展望(ビットコイン相場)

    最後に、プライスアクションによるビットコインの環境認識(相場状況を把握すること)と今後の予想される値動きについて解説します。

    まず、見ておきたいポイントとしては「2021年4月14日」に到達した「64,986ドル」近辺の価格帯。
    下記画像では、陽線による高値更新後にさらに価格上昇をしてヒゲを付けた陰線があると確認できます。

    ご覧の通り、高値をつけた後に陰線のローソク足になっており、次のコマ陽線は「インサイド」を確認。
    その後、相場は下落を開始することで大幅な価格下落を引き起こしました。

    そして、この際にスラストダウンによる「下落トレンド」が発生していたことも確認できますね。
    よく見ると、直前のローソク足における安値を下回って終値が確定しており、明白な下落が起きたことが分かります。

    ところで、現在の相場相場 (2021年7月)におけるビットコイン相場はいかがなのものでしょうか?

    日足による分析では方向感が掴めなかったため、「週足」による時間軸で分析してみました。
    すると、下記画像のようなプライスアクション分析が行え、「弱気な相場」になっていると感じることができます。

    というのも、「ピンバー」出現によって上昇への転換を期待させる展開が。

    けれども、「ピンバー」に続く次の週足が「迷い」を示す「陽のコマ線」であることから「相場の力強さ」があるとは言い切れません。

    むしろ、週足での下落トレンドにおいて弱気な反発として捉えられ、想定される「スパイクロー」が失敗すると予想できるでしょう。
    となると、今後は継続してビットコインが「下落」することが予想できますね。

    適宜、プライスアクション分析によって相場の目線は変わるもの。
    最新のチャートを更新しながら、ご自身でも分析してみてくださいね!

    まとめ

    今回は、ビットコインチャートでよく出現するプライスアクションの特徴から、実践例についてまで解説しました。

    プライスアクションは、トレンド相場やレンジ相場の最終局面で出現することから、信用度が高いです。
    もっとも、市場心理を反映した値動きが発生するので環境認識(相場状況を把握すること)を行える点でも有益でしょう。

    当記事でご紹介した代表的な種類を覚え、実際のチャートに当てはめて身に付けてみてくださいね。
    習得すればするほど、より相場の動きを読みやすくなるはずですよ!