アメリカSECがビットコインのETF上場を承認!市場への影響はどうなる

ビットコインのSEC上場
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0.9円のリップルを買って最高6000万円まで資産を築く→投資金を全て失い辛酸をなめる。投資歴4年目。釣りにハマっています。現在は"生き残るためのトレード"をエリオット波動の分析で確立して利益を出せるように。

    2021年10月、アメリカの政府機関である「SEC(米国証券取引委員会)」は、初の「ビットコインETF」を承認しました。

    市場では大きなニュースとなり、ビットコイン価格にも影響を与えています。

    しかし、当記事に訪れたあなたは

    • ビットコインは分かるけど「SEC」とか「ETF」って何?
    • ビットコインETFがこれほど、大騒ぎされている理由は?

    と、疑問があるかもしれません。

    仮想通貨市場の参加者として2017年から参入している筆者としては、

    「歴史がまた一歩進んだ」

    という感覚。

    当記事では、今後の市場に大きな影響を与える可能性があるビットコインETFとSECの詳しい情報を解説します。
    最後まで読めば、今回の出来事がもたらす市場への影響力をしっかり把握できるはずですよ!

    (2021年10月)SECにてビットコインETFが上場決定!要点を解説

    まず、2021年10月に入ってアメリカ「SEC」におけるビットコインETFの動きが活発化しました。

    注目したいニュースとしては、

    • (2021年10月19日)ビットコイン先物ETFが承認される
    • (2021年10月22日)「VanEck」社のがビットコインETFが上場!二番目となる上場
    • グレイスケールがビットコインETF転換のためにSECへ正式申請

    の3つであり、いずれも今後の市場を動かす大きな材料になると考えられます。
    詳細について、下記項目にてそれぞれチェックしてみましょう。

    (2021年10月19日)ビットコイン先物ETFが承認される

    2021年10月19日、「プロシェアーズ・ビットコイン戦略ETF」と呼ばれる上場投資信託がNYSE(ニューヨーク証券取引所)にて上場。

    参照:Bloomberg

    ティッカーシンボルは「$BITO」であり、シカゴ・マーカンタイル取引所にて上場しているビットコイン先物価格と連動します。

    上場日の終値は「5%高」を記録する価格上昇が発生し、預かり資産訴額に関しても上場から約1週間で「10億ドル」を超える程に。

    ツイートにもある通り、アメリカのSECにて正式に「ビットコインETF」が認可されるのはとても大きなニュースとなります。

    それもそのはず、同国におけるビットコインETFの動きは2013年からありました。
    実際、今回の報道でビットコイン財団の会長を務める「ブロック・ピアス氏」がCNNのインタビューに回答。

    「2013年から多くの実業家や企業が規制当局の承認を求めてきただけに、待望の瞬間だ」

    と述べており、古参のビットコインホルダーや投資家にとって、新たな歴史が刻まれた瞬間とも言えるでしょう。

    (2021年10月22日)「VanEck」社のがビットコインETFが上場!二番目となる上場

    2021年10月22日。
    アメリカの資産運用会社である「VanEck」は、「バルキリー・ビットコイン・ストラテジーETF」としてビットコインETFが承認されました。

    同社のETFに関しても、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)にて取引されるビットコイン先物と連動するもの

    参照:Bloomberg

    Bloomberg」によって開示されている詳細データによると、上場直後の出来高は「310万ドル」を記録しています。
    ただし、上場直後はビットコイン価格が「2.8%」ほど下落。

    プロシェアーズ社の上場するビットコインETFほど、大きなインパクトはなかったと分析できます。
    とはいえ、SECによるビットコインETFの承認が急速に進んでいることは事実です。

    証券口座を保有する投資家からの投資需要を期待できるため、市場拡大に繋がるニュースと言えるでしょう。

    グレイスケールがビットコインETF転換のためにSECへ正式申請

    ビットコインの投資信託を運用する最大手「グレイスケール・インベストメンツ」。
    「約4.5兆円」ともなる巨額な顧客資産を預かるとして、市場では注目されているファンドです。

    2021年10月19日、同社では運用するビットコイン投資信託を「上場投資信託(ETF)」に転換するための申請書をSECに提出したとのこと。
    ただし、今回の申請では上記2社のように先物価格ではなく、現物価格でのETFです。

    懸念としては、過去一度も現物価格に応じた申請が認可された事例はありません。
    ビットコイン流通額の「約3.5%」を占めるファンドであり、承認された場合は更なる市場の活性を促すことでしょう。

    市場参加者のなかには、既に大きな期待を抱いている人もいるようです。
    今後の可否判断は分からない状況ですが、もしSECによって承認されるのであれば価格への影響も大きいことでしょう。

    今回の報道に伏線はあったのか?「SEC委員長」の気になる発言(2021年9月)

    度々、ビットコイン市場では大きな発表やイベントによって価格が爆発的に動く場合があります。
    あるいは、あるニュースをきっかけにトレンドが発生することも。

    SECによるビットコインETFの承認は、その一つとも言えるでしょう。
    もし、このようなポジティブニュースを事前に察知して投資できれ、ば大きな利益を得るチャンスですね。

    例えば、今回の報道であれば2021年9月30日付けの「Yahooニュース」にて関連情報がリークしています。
    *下記にて、該当記事をご紹介しています。

    タイトル「SEC委員長、ビットコイン先物ETFへの支持を再び表明」にて、SECのゲンスラー委員長について紹介。

    ”1940年投資会社法に基づいて登録されるビットコイン先物ETFへの支持を改めて表明”

    と書かれており、SECの委員長が前向きにビットコインETFの採用を考えていると推察できますね。
    市場全体の総合的な判断も必要であるため簡単ではありません。

    されど、ビットコインを事前に購入しておくチャンスであったと分かりますね。
    長く市場を見てきた筆者としては、「将来的にポジティブな可能性があることを示唆する情報」は実現しやすいです。

    スピード感のある市場ですので、情報を事前に取ることでより有利な投資が行えますよ!

    「SEC委員長、ビットコイン先物ETFへの支持を再び表明」

    SECによってビットコインETFが承認されることのインパクトとは?

    さて、直近で大きな話題となったビットコインETFに関する情報をご紹介しました。

    この章では、改めて聞き慣れない「SEC」「ビットコインETF」の基礎から、知っておきたい出来事をご紹介します。

    というのも、

    「ビットコインETFが承認されることがそこまで凄いのか?」

    と感じる方もいるはず。

    過去におけるアメリカの「ビットコインETF」事情について、チェックしていきましょう。

    なぜこれほど注目される?「SEC」「ビットコインETF」という言葉の意味を再確認

    何度も出てきていますが、

    • SEC
    • ビットコインETF

    というワードが持つインパクトは、市場参加者にとって注目の的でした。

    前章にて軽くご説明しましたが、「SEC」は「Securities and Exchange Commission」と呼ばれます。

    日本語では「米国証券取引委員会」と呼ばれ、1934年に設立された世界最古の市場監視機関です。
    株式から債券取引における監視・取り締まりを行う機関で、金融市場における絶大な存在感を放ちます。

    また、ビットコインETFは「ETF(Exchange Traded Funds)」という「上場投資信託」を絡めた金融商品です。

    元は、

    • ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価
    • S&P500
    • 日経平均株価

    と連動した投資信託の運用を目指すもの。

    つまり、「ビットコインETF」はビットコインの値動きを目安に運用するETFとなります。
    直近のニュース(2021年10月)では、ビットコイン先物価格との連動を目指したETFが承認されました。

    主要メンバーが大統領によって任命される「SEC」。
    そんなSECが、ビットコインETFの承認をしたことは、とても大きな意味を持つのです。

    SECによるビットコインETFは却下が続いていた

    SECによるビットコインETF承認はとても長い道のりがありました。

    はじめは、大手SNSアプリ「フェイスブック社」の創設で同社CEOの「マークザッカーバーグ氏」と揉めた「ウィンクルボス兄弟」。

    大量のビットコインを保有する「ウィンクルボス兄弟」は、2013年にビットコインETFの申請を開始。
    当時、「COIN」としてSECに申請したETFは承認されることがありませんでした。

    その後、2018年に2度目のビットコインETF申請を行うも再び却下。
    他にも、仮想通貨投資会社である「ビットワイズ」や資産運用会社の「ディレクシオン」からもETFの上場申請がありました。

    ところが、SECとしてはボラティリティの不安定さと監視面での不安からいずれの申請も承認してきませんでした。
    ETFの魅力は、仮想通貨を自分で保有することなく証券口座を通じて確実に購入できること。

    ゆえに、ETFは一般投資家の参入も多いため、SECとしても慎重な判断が求められていたと考えられるでしょう。

    ビットコインETFの承認によって「市場参加者」が増加する可能性

    今後、ビットコインETFが承認されることで「市場参加者」が増加する見込みが期待できます。

    というの、ビットコインETFの承認は「機関投資家」と「個人投資家」の参入を促すため。
    機関投資家といえば、資金を大量に投じる存在であり市場の出来高と流動性を生み出す重要な存在。

    他方、インデックスファンドや個別株にのみ投資をしてきた個人投資家も、ビットコインに興味を持つかもしれません。
    彼らの多くは、歴史ある株式市場や債券市場、商品へ投資をしてきた傾向があると分析できます。


    年代的にも高齢化が進んでいますが、資産に余裕のある投資家も多いためビットコインETFに投資する人が増加することも考えられるでしょう。

    その上、伝統的な金融商品と同じ類で取引できるため税金や規制の面でも既にルール化済み。

    「SEC」お墨付きということもあり、市場参加者が増加することがに期待できますね。

    (今後の注目ポイント)ビットコインETF関連で押さえておきたいこと

    続いて、今後のビットコインETFについて押さえておきたい重要ポイントを詳しく解説します。

    具体的には、

    • 価格の乱高下が予想される(材料出尽くしの可能性も視野に)
    • (2021年10月〜)注目すべきは「ビットコイン現物ETF」の承認
    • アメリカ以外の国々における「ビットコインETF」事情

    と、3つの要点をご紹介しますね!

    価格の乱高下が予想される(材料出尽くしの可能性も視野に)

    ビットコイン先物ETFの承認によって、直近高値を更新。
    されど、高値圏での乱高下が続いておりビットコイン価格の大きいボラティリティが続くと予想できます。

    最悪の場合、今回のSECによるビットコイン先物ETFが市場の出尽くし材料になってしまうこと。
    市場の期待を裏切り、市場の崩壊にまで繋がることも懸念しておきたいです。

    チャートを詳しく分析すると、第一弾となったプロシェアーズ社のビットコインETF発表で大きな価格上昇が発生しています。

    最高値更新となる「$67,109」をマーク。

    ですが、第二弾の「VanEck社」によるETF承認では価格が下落。
    好材料に思えるニュースでも、第二弾のビットコインETF採用では売られてしまっています。

    これらから、

    「今後、ビットコイン価格が上昇するのか?下落するのか?」

    については、慎重に検討しておく必要があります。

    安易に上昇すると考えて買いエントリーをしていると、暴落してしまう事態も想定できるので注意しましょう。い

    (2021年10月〜)注目すべきは「ビットコイン現物ETF」の承認

    先述した通り、2021年10月にかけて

    • プロシェアーズ・ビットコイン戦略ETF
    • バルキリー・ビットコイン・ストラテジーETF

    と、ビットコイン先物ETFがSECによって承認されました。

    そして、次なる注目は「ビットコイン現物ETF」です。

    注目された対談として、「VanEck」のCEOと「GrayscaleInvestments」のグローバルヘッドの二人がETFに関して議論したこと。
    議論では、SECのゲンスラー委員長の発言から現物のビットコインETFが登場するのは今年ではないとの見立てであること。

    ETFの専門家からも、早期のビットコイン現物ETFの「承認は難しいとの声が上がっています。

    In terms of SEC getting comfortable w/physical, yeah-that may take awaile.They’ll obv be watching fututures-based products closely and go from there.If O/U is Q4 2022, IMAKTSU.50UP@ICLOUD.COM guess I’ll take the under…

    和訳:SECが現物ETFを扱うことは、まだ時間がかかるでしょう。彼らは、先物ベースの商品を注意深く観察し、そこから次のステップに進めていくでしょう。もし2022年第4四半期を基準とする場合、私はそれ以前の方で採用されると思います。

    Nate Geraci氏

    と、ETF専門家として活動する「Nate Geraci氏」は述べています。

    現在(2021年10月24日)、グレイスケールやビットワイズなどの資産運用会社によってビットコインの現物ETFが申請されている状況。

    先物のビットコインETFが承認されたこともあり期待が膨らむところですが、現物ETFについても動向を追っておきたいですね。

    アメリカ以外の国々における「ビットコインETF」事情

    実は、ビットコインETFはアメリカが世界初というものではありません。
    既にビットコインETFは、カナダや南米諸国の証券取引所にて上場済み。

    カナダでは、2021年2月18日にトロント証券取引所にてビットコインETFが上場しました。
    「パーパス・ビットコインETF」と呼ばれ、取引開始直後には「1億6,500万ドル」を記録したとのこと。

    さらに、ブラジルを拠点に活動する投資企業である「Hashdex」はバミューダの証券取引所にて「ビットコインETF」を上場。
    そして、ブロックチェーン投資会社である「QRキャピタル」は、ブラジルの証券取引所にてビットコインETFの上場に成功しています。

    加えて、2021年10月22日を目処にフランスの投資会社「メラニオン・キャピタル社」がビットコインETFの上場承認を得ることに。
    世界各国の主要取引所にて上場が進んでおり、アメリカ以外の国々でも積極的にビットコインETFの取引が行われていることに注目したいです。

    SECによるビットコインETF承認に対する市場の声もチェック

    SECによるビットコインETF承認は、市場参加者にどのような影響を与えているのでしょうか?

    この章では、「SEC」 と「ビットコインETF」に関する気になる声について集めてみました。
    それぞれ、示唆に富む発言や内容ですのでぜひチェックしてみてくださいね。

    供給量に限りのあるゴールドを引き合いに、ビットコイン市場を分析されていますね。
    ツイートにて添付されているゴールドのチャート画像では、ETFの承認後に価格が上昇しています。

    ただし、現物でのゴールドETFに関する情報であるため、ビットコイン先物ETFとは異なる値動きも予想できます。
    商品の特徴が違うことは、懸念しておきたい点ということですね。

    デリバティブ取引所を運営する「INX」のCEO「ダグラス·ボースウィック氏」は、ビットコインETFに関して批判的な意見のようです。

    理由は、ビットコインETFがペーパーのような(帳簿上だけで扱われる意味)存在になってしまうリスクがあるため。
    前例として、ペーパーゴールドについて挙げており、実物資産との裏付けがほとんど無いケースがあります。

    取り付け騒ぎのような事態になった際、投資家が引き出せないようなリスクも内在しているということでしょう。

    「$BTC ETF、$BTC ATMと、想通貨は年寄世代にとってよりアクセスしやすくなっているようです!」

    と呟く英語アカウントを発見。


    仮想通貨に関する社会的な認知が広がりを見せていることが、海外ユーザーの投稿からも感じ取れるツイートですね。

    まとめ

    今回は、アメリカのSECにて承認されたビットコインETFに関する詳しい情報をご紹介しました。
    ビットコインETFの承認が仮想通貨市場に与える影響の大きさについて、おおよそ把握できたかと思います。

    また、一般的には好材料となるビットコインETFですが、楽観視した価格上昇への期待は早計。
    過去のビックイベントの事例も参考に、ビットコイン投資への慎重なスタンスを固めていきましょう。

    今後は、先物のビットコインETFに続く「ビットコイン現物ETF」の承認可否を要チェックしておくと良いですね!