

USDTの取引を検討している方で、こんな疑問はお持ちではないでしょうか?実際、USDTは価格変動がほとんどないことから、資産の保全先として取引が活発に行われています。
そこで、あなたがUSDTの取引をする際に少しでもお得に取引できる取引所について解説します。この記事を読むことで、割高なスプレッド手数料や売買手数料をなるべく抑えられる取引所を探せるはずです。
ぜひ、最後までチェックしてみくださいね。
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USDTを取り扱っている国内取引所はあるのか?
まず、USDTの取り扱いがあるおすすめな取引所についてご紹介します。
実はUSDT、国内では取り扱いはありません。
したがって、紹介している取引所はいずれの取引所も海外取引所ですが、多くのユーザーを抱えており取引面でのコストも安いです。
USDTを取り扱っているおすすめ海外取引所3選
1位 BINANCE
2位 BitMart
3位 bybit
1位 BINANCE
スプレッド | 非常に狭い |
取引手数料 | 0.1% |
BINANCEでは、何百種類もの仮想通貨を取り扱っており世界中のユーザーにもっとも利用されている取引所です。
USDTなどのステーブルコインの取り扱いも多く、売買高もあることから安価なコストでUSDTを取引できます。
気になるスプレッドですが、取引所形式で運営されているBINANCEでは非常に狭く取引できます(取引所であっても販売所形式で運営している取引所では広いスプレッドが課せられることを把握しておきましょう)。
取引手数料に関しても、業界最高クラスに低いコスト(0.1%)で取引できます。
さらに、BINANCEではUSDTに対応した複数の取引ペアがあるので複数銘柄を保有している方にとっても利便性が高いですよ。
2位 BitMart
スプレッド | 少し広くなる場合もある(取引手数料が安いため) |
取引手数料 | 0.05% |
BitMartは2018年に設立された新興の取引所ですが、安定した出来高があることから多くのユーザーを抱えています。
日本語対応もしており、アプリもリリースされているので利便性も良いことが分かります。
BitMartに関しては、スプレッドは少し広めとなっています。ただし、取引手数料はBINANCEよりも安い0.05%に設定されているので、取引コスト自体は安くなります。もちろん、USDTの通貨ペアも取引できるので、手数料を抑えて取引することが可能ですよ。
ただし、BINANCEのように多数の仮想通貨を取り扱っている訳ではありません。よって、USDTによる積極的な売買ではなく、資産の保管先として活用したい方におすすめです。
3位 bybit(レバレッジ取引向け)
スプレッド | 狭い |
取引手数料 | 0.025-0.075% |
bybitはBitmartと同じく、2018年に設立された海外取引所でレバレッジ取引に特化しています。スプレッドも狭く、安定した出来高があるので仮想通貨トレーダーから愛用されています。
よって、現物取引を行うことはできませんが、仮想通貨FXを行うトレーダーにとってUSDTの効果的な活用ができます。
というのも、bybitではUSDT無期限契約が提供されています。Bybitにおける仮想通貨FX取引(ビットコイン/アルトコイン)では、証拠金として仮想通貨を使用します。
そのため、ボラティリティが激しい仮想通貨市場では保有している仮想通貨の価値が著しく下落してしまう可能性もあります。
しかし、USDT無期限契約であればUSDTを証拠金として使用するためにボラティリティによる価値の毀損を防ぎやすくなります。
仮想通貨FXで利益を上げるも、市場の大暴落などが起きてはトータルで計算すると時価評価額が下がってしまう場合もあります。そのようなリスクを防ぐためにも、価格が安定しているUSDT取引でヘッジが行えます。
その上、bybitでは取引手数料が注文方法によって異なります。指値注文であれば市場への流動性を提供することから0.025%の取引手数料を受け取れます。他方、リアルタイムで発注する成行注文では0.075%の取引手数料が徴収されます。
レバレッジも100倍まで適応され、ゼロカットシステムによって追証も発生しません。レバレッジ取引を行いながらも、USDTによる資産管理を行いたい方に最適な取引所ですよ。
USDTの取引所を選ぶ前に抑えたい点とは?
上記の章でご紹介したように、USDTの取引をする際はスプレッドの狭さと売買手数料の安さに注目したいです。
スプレッドとは、取引所が提示するUSDT価格の買値と売値の差額の金額を指します。なるべくスプレッドが狭い取引所であればあるほど、有利な条件で取引を約定できる特徴があります。
売買方法としては、板取引と2Way注文の2種類があります。板取引では、取引所を利用するユーザー同士で取引が行われます。
一方、2Way注文では取引所を運営する会社が提示する価格で取引を行います。一般的には、板取引の方が2Way注文よりも狭いスプレッドで取引を約定できます。
また、取引所側であらかじめ設定している売買手数料もあり、取引度にユーザーが一定の手数料を支払います。
基本的には、スプレッドが狭く、売買手数料が安い取引所を選ぶのが良いです。特に、取引所選び方のコツとしては出来高(取引ボリューム)の大きい取引所を選びたいです。
取引高が大きいことは買い注文・売り注文が大量に行われていることを意味します。それゆえ、スプレッド幅が狭くてもしっかりと注文を通せる特徴があります。
反対に、出来高が低い取引所ですと売買価格に大きな乖離が発生してしまうので損失を出しやすくなってしまいますよ。
まとめ
今回は、USDTを取引するのにおすすめな取引所についてご紹介しました。
USDTを取引所で売買する際は、スプレッドや売買手数料のコストを抑えられる取引所を選ぶのがコツです。
BINANCEやBitmart、Bybitなどの取引所によって各特徴があるので、ご自身のトレードスタイル(分散投資/リスクヘッジ/仮想通貨FX) に応じて選びましょう。
価値が安定しているUSDTで、仮想通貨の資産をしっかりと保管してくださいね!