

という人へ向けて記事にしました。
「流動性マイニング」「AMM」「流動性マイニング」「プロトコル」「構成可能性」「スマートコントラクト」…などなど見たことない専門用語ばかり出てきてわかりにくいですよね。
イールドファーミングを簡単に説明すると、取引板を厚くしてくれることに協力した人に見返りとして仮想通貨を報酬として与える一連の行為のことになります。
この記事を読むことでイールドファーミングについて噛み砕いた理解をすることができるようになります。
なぜなら小難しい専門用語をなるべく使わないようにしているためです。
記事を読んでイールドファーミングで注意点を回避しながらうまく利用できるようになりたいなあと言う人は最後までお付き合いください。
もくじから読みたい項目へ飛ぶ
イールドファーミング(Yield Farming)とは何か
冒頭のように取引板を厚くする見返りとして仮想通貨をもらうことを一連のことをイールドファーミングといいます。
より具体的な説明をすると、
①自分の持っている仮想通貨を貸し出す(イーサリアムなどを担保にする)
②貸し出している仮想通貨が取引板の中で使われる(流動性を高める)
③貸し出した仮想通貨が取引板の中で使われたことの見返りとして新たなトークン(別の仮想通貨)をもらうことができる
上の3つのことを指しています。
つまり言い換えると、仮想通貨を貸し出すことで取引所の中で「現物の通貨」として実際に使われることになります。
そして取引所の中で売買がなされると売買手数料が生じます。この売買手数料の一部を見返りとしてもらえることがイールドファーミングです。
ただし実際にもらえるのは新たなトークン(別の仮想通貨)という形になります。
イールドファーミングは儲かるのか

上は「NarwhaleSwap」と呼ばれるイールドファーミングのサイト画像です。”411.9%”や”435.4.%”と書かれているのは年利ベースの数字になります。
“理論上はかなり稼げます”。年利10%稼げれば御の字のような世界でトレードしてきた人たちもビックリする数字です。
ただし、これが未来永劫つづくものではありません。したがってトレードと同じような感覚でうまく利食いしていく立ち回りが必要です。
自分の貸し出した仮想通貨が実際に取引板の中でグルグルと巡って売買手数料を稼がないといけません。
つまり貸し出してくれる人が無尽蔵に増えてしまうと飽和してしまうと言うことです。
ファーストペンギンはかなり儲かっていた模様
今年は今までで一番簡単に収益を得られる年だったと思います。基本BTCをホールドしつつ、BTCを担保に草コインを調達してイールドファーミングするだけ。超簡単。Defi全体を俯瞰して、どう振る舞えば良いかを考える簡単なお仕事でした。来年も続けば嬉しいですね。
— 田中😇⚡️ Ⓜ️ Daisuke Shosaki (@tanaka_bot_1) December 31, 2020
貸し出しが飽和してしまうと稼げなくなりますが逆に言えば需要が追いついていない中で参加すればかなりの利回りを獲得することができます。
中にはプロジェクト用のアカウントを作るだけで仮想通貨をもらえてしかもその仮想通貨が後に結構な額になったものもあるようです。
ツワモノでタダでもらえるからとアカウントを複数作っておいたことで無から数百万円を生み出したと言う声もありました。
現在は情報も知れ渡ってきていますがまだ入り込める余地はありそうな印象です。
もちろん以前よりは美味しい思いのできるプロジェクトは減ってきていると思うので調査が必要です。
イールドファーミングで使われている基軸通貨
イールドファーミングはどの仮想通貨上でもできるわけではありません。
メインはイーサリアムです。
イーサリアム上にある誰かが作ったプラットフォームに仮想通貨の貸し出し機能と貸し出したイーサリアムを取引板などに回す機能があるのでそれらを私たちは利用しています。
「NarwhaleSwap」と言うものを先に紹介しましたがそれもプラットフォームの一種です。
BINANCEもイールドファーミングの基軸通貨を用意している
BSCと呼ばれるBINANCEの独自チェーン上にイールドファーミングのプラットフォームをBINANCEは提供しています。
こちらは人が操作しやすいように作られているためイーサリアムのものよりも使いやすいです。
まずはどんな風にできるのかの触りを体験してみたい人はBVINANCEのイールドファーミングを扱うと良いかと思います。
イールドファーミングの注意点
大切なことは大前提としてイールドファーミングはいつまでも盛り上がりを見せ続けることはないと言う認識を持つことであると考えます。
理由としてはイールドファーミングを通じて生まれる通貨の価値は持続可能ではないためです。
したがって、タイトルに「不労所得」と書いてありますが実際のところは「不労所得”にはならない”」ものであり短期トレードと同じように注意を定期的に払って行かなければなりません。
逆にそれを踏まえた上でトレードすれば美味しい思いができるチャンスにもなります。
手数料が高騰している
イールドファーミングのお陰で売買される頻度は上昇しました。
先に述べたようにイーサリアムがベースとなっています。しかし副作用としてイーサリアム
バブル崩壊に飲み込まれるリスク
イールドファーミングはマーケツールであり金利商品。価値の保存ではなく価値の生成と交換を爆発させたツール。ここで言う価値がPER的に見たらアホみたいに高い数値になる。夢物語。アプリレイヤーである以上永遠に価値を生成するのは難しい。手数料だけで価値を裏付けるなんて今の規模では無理。
— ふーさん ふー説の流布 (@chubchubkun) October 7, 2020
おそらく参加者の中で「これはこの先も永遠につづくことなんだ」と思っている人は皆無と思います。
どこかで天井は来るだろうと心の片隅に置きながらババ抜きゲームでディールしていることでしょう。
変化の激しい分野であり、しかも規制がない分野のためどんな変化球が飛んでくるのかわかりません。
しかし規制がなかったからこそ初期の仮想通貨で巨万の富を築く人もいたわけでそこらへんはトレードオフの関係になるかと思います。
ハイリスクハイリターン
イールドファーミングは基本的にプロジェクトになっています。
プロジェクトとして「仮想通貨を貸し出してくれたら見返りにこのコインを報酬としてあげますよ」といって投資金を募っています。
つまりプロジェクトそのものが詐欺であったり、プロジェクトが頓挫してしまって夜逃げされ資産を引き出せなくなってしまったり、プロジェクト特有の思わぬ落とし穴にハマるリスクもあります。
つまり地雷原の多い畑を渡りあるいている状況とも言えます。したがって“最悪、必ずなくなっても良い余裕資産”でハイリターンを得て稼いでいくスタイルが無難と言えます。
報酬としてもらえる仮想通貨の価値が一気に下がる
「やったーなんとか年利が数百%ペースの利回りで報酬をもらえたぞ」と思い報酬を引き出そうとするとなんとその仮想通貨の価値が爆下りしている。という罠もあります。
なぜこのようなことが起きるのかと言うと利回りが大きいプロジェクトにはそれだけ食いつく人が増えて供給量も増えてしまい価格変動の影響を受けやすくなってしまうからです。
遊びでやってみると言うスタンスがちょうど良い
これだけ注意ポイントの説明を見れば「やっぱいいや」と感じることでしょう。
しかしビットコインが登場したての頃、みんなが何を言っていたのかを思い出してみてください。
「ビットコインなんておもちゃ」「電子ゴミ」「詐欺」などなどひどい言われようでした。
こんなことを言われながらもビットコインを保有していた人たちがいるわけですが、一部の投機化を除いてほとんどはビットコインが純粋に好き楽しんで保有していた人たちばかりです。
初めて人類がビットコインでピザを買った時に盛り上がった時のような遊び心を持っていたから当時の人たちはおまけで馬鹿みたいな資産を得ています。
なので楽しそうだと少しでも感じたのであれば遊びのつもりで、余裕資金で初めてみることをオススメします。
BINANCEで始めると敷居が低い
イールドファーミングは情報が非常に多いです。
特に元祖であるイーサリアム上のものとなるといきなり始めようとしてもこれからの初見な人にとっては辛いものがあります。
そこでBINANCEから手始めに初めてみることをオススメします。
もちろんなくなっても良い資産で始めると良いのでそこはお忘れなく。
実際のやり方に関しては現在記事を準備中です。
まとめ
イールドファーミングはまだまだ初期段階です。今より広まって知名度が高くなってしまってからでは稼ぐのはかなり難しいでしょう。
せいぜい大きな軍資金で少しの利回りでも十分だと言う人たちでしか生き延びることはできないのかな、と言う印象を受けています。
イールドファーミングの関連記事を書いていきこの記事にも載せる予定なのでよかったらこのページをお気に入り登録してお待ちください。
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